「auスマホを海外で使うときの通話料金っていくら?」
「auスマホを海外で使うときのSMSの料金はいくら?」
「auスマホを海外で使うときの料金面での注意点を知りたい!」
auを海外で使う時の通話が気になりますよね。
この記事では、auを海外で使う時の通話、また、auを海外で使う時のSMS、その料金と注意点などについても解説していきます。
・通話料金の仕組み
auを海外利用で利用した通話料は、「どこ(発信国)からどこ(着信国)へ電話をかけたか」によって以下のパターンがあり、通話料金は国により異なる
例)アメリカと韓国の場合
滞在国 | 日本への発信 | 滞在国内への発信 | 滞在国以外への発信 | 着信 |
---|---|---|---|---|
アメリカ(本土) | 140円/分 | 120円/分 | 210円/分 | 165円/分 |
韓国 | 125円/分 | 50円/分 | 265円/分 | 70円/分 |
・この章を読んでわかること
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・auの海外利用に関する他の記事
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auを海外で使う時の通話やSMSの料金と注意点

auの端末を海外で使う際、データ通信は定額で安心でも、電話の受発信の料金は日本国内の通話と大きく異なります。
ここからは、auを海外で使うときの通話・SMSに関する料金体系と注意点を詳しく解説し、国際電話のかけ方やLINEなどデータ通話の活用についても紹介します。
・この章を読んでわかること
- 海外でauスマホから電話をかける方法と通話料金の仕組み
- 日本からの電話を海外で受ける時の料金と注意点
- SMSの送受信はできる?受信できない時の対処法も解説!
- 海外でLINEやLINE通話は使える?データ通信との関係も解説
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海外でauスマホから電話をかける方法と通話料金の仕組み
au端末から、海外滞在中に電話をかける場合、日本で行う発信方法や通話料金とは全く異なります。
また、auではいつもの電話番号・端末のまま、海外で通話・SMS・データ通信が利用できるau世界サービスが提供されており、このサービスの通話対応地域であれば、特別な申し込みや月額料は不要で国際ローミングを利用できます。
・au世界サービスの注意点
- au世界サービスの適用国内で利用可能
- auの日本国内で利用している各種割引サービス・データ通信料定額/割引サービス対象外
- 海外では着信した場合でも着信通話料が発生
- 発信先は、一般電話でも携帯電話でも同じ通話料が発生
- 各国際サービスの利用料金には消費税相当額は加算されない
それでは、海外でauスマホからの電話のかけ方と料金の仕組みから解説をはじめましょう。
・国際電話のかけ方(発信方法)
- 日本へ電話をかける場合: 国際電話の発信(日本宛の発信)
- ダイヤル方法:「+81(日本の国番号)+ 相手の電話番号(先頭の0を除く)」通話ボタン
- 例)
- 東京の03-xxxx-xxxx⇒+81 3 xxxx xxxx
- 携帯の090-xxxx-xxxx⇒+81 90 xxxx xxxx
- 「+」は0の長押しで入力/国番号一覧はコチラ
- 注)日本の携帯電話を利用している場合、相手の渡航先にかかわらず国番号は「81」(日本)を入力
- 料金:「日本宛」の音声通話料金
- 滞在中の国へ電話をかける場合: 滞在国内への発信(滞在国内への通話料金仕組み)
- ダイヤル方法: 「+(滞在国の国番号)+ 相手の電話番号」
- 例)アメリカ(ニューヨーク)の212-xxxx-xxxx⇒+1 212 xxxx xxxx
- 料金:「滞在国内」の音声通話料金
- 滞在国から日本以外の第三国へ電話をかける場合: 他国への発信
- ダイヤル方法:「+(相手国の国番号)+ 相手の電話番号(先頭の0を除く)」
- 例)アメリカ滞在中にイギリス(ロンドン)の20-xxxx-xxxx⇒+44 20 xxxx xxxx
- 料金:「他国宛」の音声通話料金
つぎに、au端末を海外で利用する際の通話料金についてまとめます。
・通話料金の仕組み
auを海外利用で利用した通話料は、「どこ(発信国)からどこ(着信国)へ電話をかけたか」によって以下のパターンがあり、通話料金は国により異なる
- 日本宛への発信: 「日本宛」の通話料が適用、これは滞在国から日本への国際通話料金
- 滞在国での発信(現地への通話): 「滞在国内」扱いの通話料が発生
- 他国宛への発信: 「他国宛」の通話料が適用、滞在国でも日本でもない第3国への通話は最も料金が高い
- 着信(自分が受ける): 海外で電話を受けた場合、「着信料金」が発生
例)アメリカと韓国の場合
滞在国 | 日本への発信 | 滞在国内への発信 | 滞在国以外への発信 | 着信 |
---|---|---|---|---|
アメリカ(本土) | 140円/分 | 120円/分 | 210円/分 | 165円/分 |
韓国 | 125円/分 | 50円/分 | 265円/分 | 70円/分 |
- 注意点
- 通話料は1分単位で計算され、接続が確立した時点から課金開始
- 留守番電話に繋がった場合でも通話として課金される
- 短時間であっても1分未満は切り上げで1分料金
上記のように、au世界サービスの提供国・地域であれば、各サービス内容、auを海外で使う際の通話料など詳しくは、『au公式サイト』で確認できます。
auを海外で利用する際の通話料金は予告なく変更される場合がありますので、渡航する際には最新の情報を確認してください。
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日本からの電話を海外で受ける時の料金と注意点
海外に滞在中に、日本の家族や会社からauの端末宛に電話がかかってくることもあるでしょう。
海外で日本からの電話を受ける際の、auの着信時の料金と注意点について解説します。
・au│海外通話での着信料金の仕組み
前の見出しで軽く触れていますが、日本では着信側に通話料は発生しませんが、海外で電話を受けると着信料金が発生します。
この料金は滞在国ごとに定められており、『au公式サイト』で確認可能です。
・au端末で海外滞在中に着信した通話料の抜粋
- アメリカ滞在中に受ける → 着信料165円/分
- 韓国滞在中に受ける → 着信料70円/分
- 台湾滞在中に受ける → 着信料145円/分
- オーストラリア滞在中に受ける → 着信料80円/分
それでは次に、かかってきた電話に出れなかった場合ではどうなるのか、解説します。
・着信に出ない場合の料金はどうなる?
電話がかかってきても出なかった場合は、基本的に着信料は発生しないため、着信を拒否したり、放置して相手が電話を切れば着信料金はかかりません。
しかし、日本と同様に留守番電話等の転送サービスを設定している場合は、以下注意が必要です。
・留守番電話など転送の注意点
海外にいるauの携帯電話に電話がかかり、それが留守番電話に接続される場合、技術的には「着信転送サービスによって、日本の留守番電話センターに電話が転送されている」という状態
転送電話の設定や解除など、詳しくは、『au公式サイト』で確認できます。
このように、着信料が発生する海外滞在中に、不要な着信料を発生させないための注意点はどのようなことがあげられるでしょうか?
・海外での着信時の注意点
- 不審な国際電話に注意
見知らぬ番号(特に+記号に続く見慣れない国番号)からの着信は不用意に出ないほうが安全 - 長電話に注意: 海外滞在中の知り合いとの通話はつい長くなりがち
長時間通話の可能性がある場合、一度切ってLINE通話に切り替えるなど、極力データ通信側に移行する - 着信拒否という手も: すべての着信を拒否する設定
ただし緊急連絡が取れなくなるリスクもある⇒あくまで臨機応変に判断
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SMSの送受信はできる?受信できない時の対処法も解説!
au世界サービス提供国・地域内でSMSの対応地域であれば、SMS(ショートメッセージサービス)は海外でも可能な、国際SMSとして申し込み不要、月額料金無料で提供されています。
ここからは、SMSの送受信料金と、auで海外利用時にSMSが受信できない場合の原因・対処法について解説します。
・国際SMSの送信方法
〈SMS作成画面を表示〉
- あて先を入力「010」+国番号+相手先電話番号
- 相手先携帯電話番号が「0」で始まる場合は「0」を除いて入力
- 本文を入力
- 半角160文字、全角70文字まで (端末により送信可能文字数は異なる)
- 送信
- 国際SMSは必ず蓄積
「蓄積しますか?」表示⇒「はい」を選択して送信
- 国際SMSは必ず蓄積
国際SMSの概要については、以下ご確認ください。
・海外でのSMS送受信概要
- SMS受信: 海外でSMSを受信する場合、料金は無料
日本国内と同様、受け取る側は無料
例えば銀行や二段階認証の確認コードなど、日本から送られてくるSMSも受信可能
サービス対応国・地域内で電波が繋がっていれば届く - SMS送信: 海外からSMSを送信する場合、1通(全角70文字以内)あたり100円
国際SMS送信料金は全世界一律
利用のエリアにより、最大全角670文字まで送信可能
ただし、134文字までは2通分、それ以降は67文字ごとに1通分の送信料
送信した国際SMSが受信者に送達されない場合も送信料が発生
国際SMS文字数に対する送信料は、『au公式サイト』で確認できます - iMessageやLINEなどデータ通信を使うメッセージサービスはSMSとは異なり、データ通信料に含まれる
受信無料ですが、送信は気軽に何通も出すと意外な出費になるため、緊急時以外は、できればLINEやメールなど他の手段で代替することをおすすめします。
次に、海外でSMSが受信できない場合、いくつか考えられる原因がありますので、解説を進めます。
・SMSが届かない場合の原因と対処
- 電波状態の問題: まずスマホが現地ネットワークに繋がっていないとSMS送受信できない
圏外になっていないか、機内モードになっていないか、ローミングがオフになっていないか確認 - 一時的な遅延: 国際SMSは経路の都合で配達に時間がかかることがある
しばらく待ってみても届かない場合は、別手段の連絡方法を検討 - 端末やアプリの不具合: 端末の再起動やOSやアプリの最新アップデートがないか確認
受信ボックスがいっぱいで受信できない
iPhoneでiMessageがオンになっていてSMSがiMessage扱いになっている
iMessageを一時的にOFFにして再送など - 国際SMS非対応の送信元: 相手の使っているサービスが海外転送非対応
ごく稀にIP電話番号宛は不可など制限がある
そうした場合は音声通話での自動応答によるコード案内に切り替えるなど回避策を検討 - 国際SMSの適用外国でSMSの送受信ができない
圏外ではないのにSMSが届かない場合、まず端末を再起動してみると、再起動後にまとめてSMSが届くことがあります。
また、家族や友人に試しにSMSを送ってもらう(もしくは自分から送ってみる)と、送受信どちらに問題があるか切り分けできます。
自分から送れないならSIMや回線側の問題の可能性があるので、auカスタマーサービスに問い合わせを行いましよう。
・海外利用に関する問い合わせ先
問い合わせ方法 | 問い合わせ先 |
オンライン | 全般:auチャットサポート AI:24時間受付/年中無休 (コミュニケーター午前9時~午後20時:日本時間) |
国内から電話 | 全般:157 通話料無料 午前9時~午後20時受付 午後20時~午前9時は自動音声応答 |
海外から電話 | au海外放題に関するお問い合わせ・その他 電話:+81-3-6670-6944 通話料無料・24時間受付 (一般電話からは有料) |
SMSの受信だけができない場合は相手側の問題か、前述のiMessageなど設定の問題が考えられますが、緊急の場合、SMS以外の連絡手段(メールや通話)も併用して、連絡手段を確保するようにしてください。
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海外でLINEやLINE通話は使える?データ通信との関係も解説
最後に、LINEなどインターネット通信を利用した通話・メッセージアプリについて解説します。
海外ではこれらを活用することで、前述の通話料やSMS料を節約できます。
・LINEやSkypeは海外でも使える?
LINE・Skype・WhatsApp・Facebookメッセンジャー等のインターネット経由のコミュニケーションアプリは、海外でも日本と同じように利用可能です。
LINE等の通信に必要なのはインターネット接続だけなので、auローミングのデータ通信か繋がっていれば、世界中どこからでも送受信できるので、特にLINEは日本の家族友人との連絡手段として定番になります。
・データ通信との関係:料金はかかる?
これらのアプリは通信キャリアの通話網やSMS網を使っていないため、通話料・SMS料は一切かかりません。
ただしデータ通信量は発生するため、au海外放題や海外ダブル定額等のデータ定額プランの範囲内で使うことになります。
データ通信をしている場合、その容量内(無制限なら気にせず)でLINE通話やビデオ通話ができます。
例えば、先ほど音声通話料が1分140円と説明したアメリカから日本への通話も、LINE無料通話で代替すれば通話料0円(+データ通信料)で利用可能で、データ通信料も海外定額サービスを利用すれば追加費用不要です。
しかし、利用する際には以下の点に注意しましょう。
・LINE通話の品質や注意点
- 音質・遅延: インターネット通話は回線状況に依存
電波が弱かったり混雑していると遅延や音切れが発生
重要な要件は電波の良い場所に移動するか、Wi-Fiに繋ぐなど - データ消費: LINEの音声通話は1分あたり数百KB~1MB程度とごく小さい
ビデオ通話は1分で数MB~数十MBとデータを消費する - 相手もインターネット環境が必要: LINE通話などは双方データ通信で繋がる
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