auのエリア確認方法と地図の見方!電波状況が悪い地域についても解説!

au エリア確認方法 地図の見方
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「auのエリアの確認方法を知りたい!」

「auのエリアの地図の見方を知りたい!」

「auのエリアの電波状況が悪い地域ってどこ?」

auの電波が自分の住んでいる地域や職場、旅行先でもしっかり繋がるのか——そんな不安や疑問を抱えて、通信エリアについて調べる人は少なくありません。

とくにスマホの乗り換えを検討している方にとっては、エリアの広さや電波の安定性は重要な判断材料になります。ドコモやソフトバンクと比べてどうなのか、5Gはどの地域まで対応しているのか、電波が悪いと感じたときにできることはあるのか。

さらに、UQモバイルとの違いや、今後の5Gエリア拡大の予定も気になるところです。

この記事では、auの通信エリアを地図やデータをもとに確認する方法、5Gの対応状況やエリアの比較ポイント、電波が届きにくい場所の特徴と対策まで、具体的な疑問に沿ってわかりやすく解説します。

・この記事を読んでわかること

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目次

auのエリア確認方法や地図の見方!4G・5G別に解説!

auのエリア確認方法や地図の見方!4G・5G別に解説!

auで利用できるエリアは日本全国に広がり、スマホや通信端末の利用可能エリアは「サービスエリアマップ」で確認することができます。

ここからは、auの4G/5G対応エリアの確認方法5Gエリア拡大予定周波数帯ごとのエリア特徴などについて詳しく解説します。

・この章を読んでわかること

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auの4G/5Gエリアマップの検索・確認方法と地図の見方

auのエリアマップは、公式サイト上で提供されている地図ツールで、2025年7月末時点で現在利用できる4G LTEおよび5Gサービスエリアを確認できます。

地図上のエリア判定については、以下の注意点をご理解いただいたうえで利用してください。

・auのサービスエリアマップを利用する上での注意点

5Gエリアマップの注意事項

  • 5G対応機種でのみ利用可能
  • ミリ波対応は端末は製品ページで確認
  • ソフトウェアアップデート未実施だと5Gが使えない場合あり⇒アップデート情報
  • 5Gは屋内で届きにくく、サービスエリア内でも4Gに切り替わることがある
  • 通話・通信時に「5G」から「4G」に切り替わることがある
  • 基地局の省電力機能(スリープ機能)により、一時的に通信速度が低下する場合あり

サービスエリアマップ全体の注意事項

  • 計算上の推定値で作成、実際の電波状況と異なることがある
  • トンネル・地下・屋内・ビル群・山間部などでは圏外の場合あり
  • 高層階や気象条件により電波が届かない場合あり
  • アンテナマークが表示されても通話や通信が途切れることがある
  • 電波状態は常に変化し、アンテナマークは目安にすぎない
  • 年末年始・災害・イベント時には混雑で繋がりにくくなることがある

それでは、auのサービスエリアマップの検索方法について解説します。

・auのサービスエリアの検索方法

auのサービスエリアのページ│日本地図上の確認したい都道府県をタップ
 1.7GHzと2.0GHzに対応し、800MHz非対応機種のエリアマップはコチラ

画像引用元:au公式サイト

②エリア情報のページへ遷移後(例:関東を選択表示した場合)

 画像引用元:au公式サイト

③画面上部の検索ウィンドウをタップして④の検索メニューを表示

④表示された検索メニューで以下の知りたい情報について絞り込みが可能
 電話の種類選択で、「5G」と「4G LTE」を選択表示(選択項目は白/非選択項目はグレーアウト
 ミリ波の表示には、マップを拡大する必要がある

⑤場所選択で確認したいauのサービスエリアの絞り込み・判定が可能
 入力方法1:場所選択でキーワードや郵便番号を入力
 入力方法2:日本地図上から該当地域をタップ
 入力方法3:現在位置から探すをタップ(位置情報サービスの許可が必要)

次に、各検索結果の地図の表示項目の解説に進みます。

・auのサービスエリアマップの見方とカスタマイズする方法

①auのサービスエリアマップの凡例
 マップ下部の「地図の見方」アイコンをタップ:電波の色分けの凡例を確認

例えばauの5Gエリアの地図上の見方なら、5G sub6・5Gミリ波・5GNR化の色分けを確認することで判定します。

②auのサービスエリアを図から航空写真に切り替える
 サービスエリア地図の下部右寄りの「航空写真」のアイコンをタップ
することで表示切替

③auのサービスエリアマップの拡大・縮小
サービスエリアマップの下部右側のアイコンまたは、ピンチアウトで行う
5Gミリ波は非常に限定的なサービスのため、エリアマップに一定の拡大を行わないと表示されない

au公式サイトのエリアマップでは、サービス提供中のエリアだけでなく「〇以降の予定」のエリアも表示できます。

たとえば、地図右上のスライドで現在と予定のエリアを切り替えることで、「今は圏外でも、○以降に5Gの拡大予定」といった情報も地図上で確認可能で、これはエリア拡大計画を把握するのに大変便利な機能です。

次の見出しで、拡大予定マップについての解説を進めます。

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auの5Gエリア拡大予定マップと確認方法

au公式サイトの発表によると、5G人口カバー率は2023年度末時点で全国98.1%に達しましたが、その中には既存4G周波数を利用したNSA方式(いわゆる「5G NR化エリア」)も含まれています。

「高速な5G」を担うSub6/ミリ波は、引き続きエリア拡充が行われているため、今後のauの5Gエリア拡大予定の確認方法について解説します。

・全国カバー達成予定と優先地域

  • 2023年度末:全国人口カバー率98%以上を達成
  • 2025年度末:山間部や離島を含め97%カバーを政府目標に設定(達成済み)
  • 2030年度末:99%のカバー率を見込み
  • 優先整備地域人口集中地区、鉄道沿線、大型商業施設、イベント会場など

auの5G導入の取り組みについて詳しくは『au公式サイト』で確認できます。

特にauでは、Sub6(3.7GHz/4.0GHz帯)のエリア展開が進み、2024年以降は関東圏や地方都市で大幅に拡大した5Gエリアに関しては、全国にいつカバーされるのか、その予定をauでは、2030年度末と予定しています。

auは、5Gスタンドアロン(SA)の導入やミリ波エリアの整備も一部で始まっており、今後は「高速・大容量の真の5G」利用範囲が順次広がる見込みです。

au公式サイトの「サービスエリアマップ」では、現在提供中の5G/4Gに加え、数か月先の拡大予定エリアも色分けで確認できます。

・サービスエリアマップ拡大予定エリアの確認項目

  • 「○年〇月末時点」「○以降の予定」の切替が可能
  • 5G/4G/LTEや周波数帯(Sub6、ミリ波)の切替表示に対応
  • 住所や郵便番号を入力してピンポイント検索も可能

それでは、実際にauの5Gエリアの拡大予定マップの見方を、北海道を例に解説してみましょう。

・auの5Gエリア拡大予定を確認する方法│例)北海道

①au公式サイトのエリアマップにアクセス、検索をクリック

②左側に表示されるメニューから電波の種類選択「5G」、場所選択「北海道」を選択
 電波の種類選択
ミリ波のみを検索したい⇒ミリ波を表示にチェック
 場所選択キーワードや郵便番号からの検索も可能

画像引用元:au公式サイト

③マップ右上の「〇以降予定」に切り替え、将来的に拡大する市区町村を確認

画像引用元:au公式サイト

④色分け表示で予定されるエリア情報が一目で分かる
【2025年7月末時点】

【冬以降予定】

画像引用元:au公式サイト

例えば滝川市周辺では、「Sub6・5G NR化が順次拡大中」ということをマップ上で比較することが可能です。

また、auでは、高速5Gの基地局(5G NR化を除く)の周辺住所を公開しているので、活用します。

・5Gサービスエリア住所リストから拡大予定の地域を確認

画像引用元:au公式サイト

・現時点での高速5Gの提供地域と予定

市町村提供中住所あり(5G)提供予定あり(5G)備考
札幌市手稲区・厚別区 等に予定あり
旭川市屋内対応で地域差あり
倶知安町山間地域に未対応地域あり
伊達市
帯広市西十九条南5丁目など予定あり
函館市一部区域で予定あり住所有

補足として、auサービスエリアマップから読み取れる北海島の4Gエリアについてもまとめておきましょう。

・北海道におけるau 4Gエリア提供状況と今後の予定

地域提供状況
(2025年6月末時点)
提供予定
(冬以降)
札幌市・小樽市・千歳市・苫小牧市広範囲で4G提供済み(都市部は安定)特段の追加予定なし
函館市・室蘭市・道南沿岸主要市街地・港湾部中心に提供山間部や郊外に拡大予定
旭川市・富良野市周辺市街地は提供済み郊外や山岳エリアの補完予定
帯広市・十勝地方市街地・主要道路沿いは提供済み十勝山間部で拡大予定
釧路市・根室市市街地・港周辺は提供済み内陸部に段階的拡大
北見市・網走市・オホーツク沿岸市街地は提供済み山間部・流氷観光地周辺で拡大予定
稚内市・宗谷岬稚内市街地は提供済み利尻島・礼文島など離島で冬以降拡大
留萌市・日本海沿岸市街地・国道沿いは提供済み沿岸部の細かい集落に拡大予定
中標津町・別海町周辺一部市街地のみ提供郊外部で拡大予定
全道山間部(大雪山・日高山脈など)広域で未提供山小屋・登山道は冬以降も限定的

auでは、サービスエリアマップと5Gサービスエリア住所リストを用いれば、北海道に限らず全国どの地域でも「自分の住む場所がいつ5G化するか」を具体的に確認できます。

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auの周波数帯(バンド)ごとの対応エリアと確認方法

ここからは、auの周波数帯(バンド)ごとの対応エリアと確認方法について解説します。

auのサービスエリアマップの検索の方法については、見出し「auの4G/5Gエリアマップの検索・確認方法と地図の見方」で詳しく解説していますので、併せてご確認ください。

各バンドの対応端末の一例を記載していますが、記載のない機種ごとの周波数対応は対応周波数帯一覧で確認をお願いします。

この章を読んでわかること

auのサービスマップでsub6の対応エリアを確認する方法

以下の条件で検索・表示されるエリアを確認

  • 電波の種類選択:5G
  • マップ上の凡例:5G sub6(サーモンピンク系の赤)

sub6は、都市部から地方の主要エリアへ広がる5Gの主力帯域で、auのSub6エリアは速度とエリアカバーのバランスに優れ、日常使いの実効速度を出しやすいのが強みです。

・auのSub6:n77(3.7GHz帯)エリアの特徴

項目内容
特徴高速×広域のバランス。駅や商業地で体感速度を得やすい
提供エリア状況主要都市から地方中核都市へ継続拡大
対応端末例iPhone 15シリーズ/Pixel 8系/Galaxy S23系など
補足・注意点屋内の奥まった場所では4Gへ繋がる場合あり

・auのSub6:n78(4.0GHz帯)エリアの特徴

項目内容
特徴n77同様に高速・安定、混雑時の分散にも寄与
提供エリア状況大都市圏を中心に整備、対象都市は順次拡大
対応端末例iPhone 15シリーズ/Pixel 8系/Galaxy S23系など
補足・注意点実効速度は場所・時間帯・端末設定で変動

・auの5G SAエリアの特徴:凡例はsub6で確認

項目内容
提供方式
2024年11月全国のSub6エリアで5G SAの設定を完了
Sub6帯の3.7GHz帯と4.0GHz帯
5G NR化の周波数には非対応
特徴低遅延・高安定。NSAより混雑影響を受けにくい
提供エリア原則Sub6提供地域で設定完了
基地局・場所5Gサービスエリア住所リスト
対応端末・条件SA対応端末+SA対応SIM+5G契約+最新OSと端末のSA設定が必要
iPhone 17シリーズ/Google Pixel 9シリーズなど
補足NSA(5G NR化)の周波数に未対応の端末がある
端末の確認はコチラ
  • NSAとは
    • 4Gの設備とコアネットワーク(EPC)を併用して5Gを導入(5G NR化)
    • 利用者が多く混雑しやすい4Gのネットワークがベース
      ⇒5G専用の基地局に比較して速度が遅くなる傾向有

auのサービスマップでミリ波の対応エリアを確認する方法

以下の条件で検索・表示されるエリアを確認

  • 電波の種類選択:5G
  • ミリ波を表示にチェックを入れる
  • マップ上の凡例:5G ミリ波(5Gと記載の地点を示すピン(地図マーカー))

28GHz帯の超高速・大容量の電波であるauのミリ波のサービスエリアは、数Gbps級の速度が狙える一方、到達距離が短く遮蔽物に弱い性質からスポット提供が中心です。

・auのミリ波:n257(28GHz帯)エリアの特徴

項目内容
特徴超高速・低遅延。直進性が強くエリアは局所的
提供エリア状況駅前/スタジアム/イベント会場などのスポット
対応端末例ミリ波対応のハイエンド機
Google Pixel 10 Pro Fold/Samsung Galaxy Z Fold7他
補足・注意点屋外中心・対応端末は現在Androidのみ

auのサービスマップで5G NR化の対応エリアを確認する方法

以下の条件で検索・表示されるエリアを確認

  • 電波の種類選択:5G
  • マップ上の凡例:5G NR化(オレンジ色)

既存のLTEの基地局を利用し、4G LTEの周波数にNR規格を適用して5Gに転用したauのNR化のサービスエリアは「広く届く5G」を担い、5Gのサービスエリアを急速な拡大に貢献しています。

Sub6ほどの通信速度は出ないものの、日常使用には十分な速度を維持します。

・auの5G NR化:n1(2100MHz)エリアの特徴(=4Gのバンド1転用)

項目内容
特徴都市部での5Gエリア展開、Sub6基地不足地域の補完
提供エリア状況市街地を中心に拡大
対応端末例iPhone14シリーズ以降/Galaxy A23 5G SCG18以降他
補足・注意点状況により4Gへ切替わる場合あり

・auの5G NR化: n28(700MHz)エリアの特徴(=4Gのバンド28転用)

項目内容
特徴郊外・屋内で届きやすい5G
提供エリア状況地方や郊外に拡大
対応端末例初期の一部5G端末はn28非対応あり
iPhone12シリーズ以降/arrows We FCG01以降他
補足・注意点端末ごとにNR化の対応が異なるため要確認

auのサービスマップで4G LTEの対応エリアを確認する方法

以下の条件で検索・表示されるエリアを確認

  • 電波の種類選択:4G LTE
  • マップ上の凡例:4G LTE(薄い黄色)

全国のサービス提供エリアを支える基盤であるauの4G LTEエリアは、屋内や山間部でもつながりやすく、5G圏外でも安定的に利用できます。

・auの4G LTE:バンド1(2000MHz)エリアの特徴

項目内容
特徴通信の主力、屋内・地下では安定しづらいことも
提供エリア状況全国都市部中心に広く提供
対応端末例iPhone/Pixel/Galaxyなど主要機種が対応
補足・注意点つながりやすさは下位周波数帯と組み合わせると向上

・auの4G LTE:バンド3(1800MHz帯)エリアの特徴

項目内容
特徴高速通信が可能、プラチナバンドほど屋内や地下では強くない
提供エリア状況全国の都市部を中心に広く提供
対応端末例iPhone/Pixel/Galaxy/Xperia/AQUOSなど
補足・注意点バンド1やバンド28と組み合わせて利用されることで安定性や速度が向上

auの800MHz非対応機種のサービスエリアとして、バンド1とバンド3のみのエリアマップが別途用意
⇒サービスマップを確認するにはコチラ

・auの4G LTE:バンド18/バンド26(800MHz)エリアの特徴

項目内容
特徴障害物に強く、屋内・地下・山間部でも比較的安定
提供エリア状況全国の地方や郊外でも強い
対応端末例ほぼすべてのauスマホ・タブレット・データ端末が対応
補足・注意点災害時の通信確保にも利用される

auの保有するプラチナバンドで、提供エリアは幅広いのですが、以下のような地域に非対応エリアが残ります。

一部の山岳地帯、湖畔、海上など基地局設置が困難な場所
ただし、他バンド(1, 3, 42など)や衛星通信で補完されることもある

また、auの800mhzのサービスエリアは、バンド18/バンド26のいづれかに対応していることで利用可能で、新旧を含めたほとんどの端末で対応しています。

・auの4G LTE:バンド28(700MHz)の特徴

項目内容
特徴広範囲への電波到達に優れ、郊外・屋内でつながりやすい
提供エリア状況地方・郊外のエリア展開を担う
対応端末例主要スマホが対応
補足・注意点Band18/Band26と併用でエリアを補完する役割

auのバンド28のサービスエリアのみを単独で確認できるエリアマップはありませんが、同じ基地局で5G NR化も担うバンドのため、5G NR化のエリアマップを参照することが可能です。

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auのエリア内で電波状況が悪い地域は地図からわかる?

auのエリア内で電波状況が悪い地域は地図からわかる?

auのサービスエリアマップはあくまで「電波が届く可能性が高い地域」を示したものです。

auのエリア内の電波状況を地図からリアルタイムに表示をすることは現実的に難しいものの、ある一定条件のもと、地図から読み解くことは可能できますので、その方法について解説します。

・この章を読んでわかること

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auエリア内の電波状況や悪い地域を地図で確認する方法

au公式エリアマップには、「サービスエリアは計算上の判定に基づくため、実際の電波状況と異なる場合があります」と明記されています。

au公式サイトのサービスエリア内でも周囲の建物構造や地形によって電波状況が圏外・微弱になる場所が存在しますが、残念ながら「この地域は電波が悪い」と地図に示す機能はありません。

auが「実効速度」として提供している情報は、総務省ガイドラインに基づき10都市(対象都市は人口規模別に選定+東京都23区を含む合計10都市)で測定した中央値の範囲を計測した速度です。

・auの実効速度と確認方法

各都市で300メッシュ(500m四方)×5地点を抽出し、1地点あたり3回測定
測定時間帯:繁華街・オフィス街は正午~18時、住宅街は15時~21時

測定都市東京23区、札幌市、山形市、新潟市、さいたま市、相模原市、大津市、堺市、広島市、宮崎市
測定期間2025年1〜2月
Android 実効速度(下り)約 147〜429 Mbps
Android 実効速度(上り)約 14〜49 Mbps
iOS 実効速度(下り)約 148〜433 Mbps
iOS 実効速度(上り)約 13〜42 Mbps

au公式サイトで都道府県や市区を選び、実効速度測定結果を閲覧可能(iPhone/Android

auの電波の悪い地域を電波特性から読み解き、地図上で推察することは可能です。

・エリア境界付近

auのサービスエリアマップで確認する場所が、サービスエリアの境界となる場合、電波は不安定になりやすいといえます。

境界付近では実際に電波の状況が不安定なため、圏外と圏内の状態を行き来することがあります。

エリア中央部で電波が悪い場合、地形的要因(山陰、ビル陰)や屋内の環境が原因となることが多い

・周波数帯による差

auに限らず、5Gで使われる高い周波数帯の電波は障害物に弱く、遠くまで届きにくい性質を持つため、5Gの周波数は4Gと比較してエリアが狭いことが弱点です。

auが高速に5Gのサービスエリアを拡大した理由の一つに、従来の4G基地を利用し、5G通信に4G NR化を採用したことをあげることができます。

4G NR化とは?

  • 周波数帯:既存の4G LTE周波数帯を5G向けに転用  
  • 特徴:既存の設備を流用できるため、新しい基地局を建設するよりもはるかに迅速にエリア拡大を実現
    通信速度はSub6やミリ波には劣るものの、4G/LTEよりも効率の良い通信が可能  
  • auでの活用:全国的な5Gエリアの人口カバー率を短期間で引き上げる戦略的な基盤で、特に地方での5G提供に貢献

しかし、auの5Gで低周波数帯(NR化)のみのサービスエリアになっている場所(地図上で黄色の薄い5Gエリア)は、通信速度が5Gの速度に比較すると低速であるだけでなく、電波強度も低い場合があります。

一方で、真の5Gの周波数帯であるSub6対応エリア(濃いピンク色の5Gエリア)では比較的強力な電波が供給されています。

エリアマップの凡例で該当する地域がどの周波数帯の5G/4Gに該当するか確認することは、電波強度を知る目安の一つです。

・利用者の口コミや実測情報

インターネット上の口コミサイトやXなどのSNSでは、「〇〇市の△△ではauの電波が入りにくい」といった報告をみかけることがありますので、気になる地域を検索してみるのも良いでしょう。

なかでも、「みんなのネット回線速度」では、口コミ情報の他に、サイト上で利用している端末の通信速度の計測が可能ですし、OpenSignalなどのスピード計測アプリを使えば、ご自身で周辺の電波強度や速度を測定することも可能です。

auの公式発表ではありませんが、実際の利用者の声は電波の弱いエリアを知るヒントになります。

また、auではエリアの電波状況の改善にも積極的に取り組んでいます。

・auの電波改善の窓口へ相談された体験談

2024年3月

auの電波悪い地域の報告をしたら、ちゃんと対応してくれた!
すぐの改善は出来なかったようだけど今後の対応地域にしてくれたみたい。

引用元:X

⇒auの電波改善「電波サポート24」の詳細はコチラ

全般的に見ればauの4G LTEエリアは人口カバー率99.9%と非常に広大で、主要3キャリアの中でも「つながりやすさ1位はKDDI(au)」との評価もあります。

auでは、山間部の過疎集落や離島の観光名所にまで基地局を設置してきた努力の成果で、昔に比べ「auだけ圏外になる場所」はかなり減りました。

ただし地下や建物の高層階など、電波が物理的に届きにくい環境では、注意が必要ですが、auでは以下のように継続して電波の改善に取り組んでいます。

・auが取り組む電波改善のための取り組み

  • 都市部・混雑エリア
    • 基地局や端末から得られる通信品質データを分析、混雑要因の特定
    • これに基づき、基地局の調整や増設を行うことで、通信の安定化を図る
    • 大型イベント時には、臨時基地局を設置することで、一時的なトラフィック増加に対応  
  • 屋内
    • 商業施設やオフィスビルでは、建物内部に専用の基地局を設置
    • 外部の良好な電波を内部に引き込んだりすることで、屋内の電波環境を整備 
  • 山間部
    • 基地局の設置が難しい山間部では、衛星ブロードバンドサービス「Starlink」を活用しWi-Fiサービスを山小屋に提供
    • 衛星とスマートフォンが直接通信できるサービスの提供で全国の通信エリアがさらに拡大する見込み 
  • 通信障害・メンテナンス
    • 基地局の機器故障や停電、ケーブルの切断など、様々な要因で通信障害が発生する
    • auは24時間体制で基地局を監視し、障害を検知迅速な復旧対応を行う

以下の記事ではauの電波が悪い時の原因と対処法について詳しく解説しています。

auの電波に不安がある方は、しっかりチェックしておくことをおすすめします。

参考▶auの電波が悪い時の原因と対処法を詳しく解説した記事はこちら

次の見出しでは、上記の中から通信障害やメンテナンス情報の調べ方について解説を進めます。

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auエリアの通信障害やメンテナンス情報の調べ方

auのエリア内なのに突然通信できない場合、通信障害や設備メンテナンスが行われている可能性があります。

auでは公式サイトで、予定されている工事やそれに伴い予見される障害情報「障害・長期工事」の情報を「地域からのお知らせ」ページで地域ごとに提供していますので、該当する地域を選択して確認してください。

障害・長期工事の掲載例

長期工事情報詳細

■東京都〇〇区の電波状態について

掲載日:2025年〇〇〇〇

日時2025年〇月〇〇日~2026年〇〇月〇〇日(予定)
対象音声通話及びデータ通信
内容基地局工事に伴い、一時的に電波が悪い状況が発生し通話及び通信しづらくなることがあります。
対象地域東京都〇〇区〇〇丁目、〇〇4丁目、〇〇6丁目、〇〇公園西側付近

障害情報詳細

■新潟県〇〇〇〇 周辺の電波状況について

掲載日:2025年〇〇月〇〇日

日時2025年〇〇月〇〇日〇〇時〇〇分
対象音声通話及びパケット通信
内容基地局故障に伴い、一時的に電波が悪い状況が発生しており、通話及び通信しにくくなることがあります。
対象地域新潟県〇〇市〇〇 周辺の一部エリア

auの基地局や交換機の定期メンテナンスについても、サービス一時停止を伴う工事予定がある場合は、「地域からのお知らせ」ページ「メンテナンスによるサービス一時停止」に掲載されます。

「メンテナンスによるサービス一時停止」の掲載例

2025年〇月〇日() 〇時~2025年〇月〇日() 〇時の内、〇時間停止いたします。
対象地域東京都〇〇〇〇 周辺

各情報には、例の通り予定時刻などが掲載されていますが、状況により前後することがあります。

また、災害時の障害情報については、別途「障害・メンテナンス情報」で確認することが可能です。

ほか、大規模な障害などについては、KDDIニュースリリースやTV等各種報道でも障害発生状況が伝えられます。

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auエリア内の最寄り基地局の場所を確認する方法

残念ながらau公式サイトには、基地局の正確な場所を公開したエリアマップはありません

しかし、700MHz帯での5G通信(5GNR化エリア)に対応していない5G端末のために、「5Gサービスエリア住所リスト」を提供しています。

このauの「5Gサービスエリア住所リスト」は、5Gの基地局の場所を周辺住所で表記し、地域・都道府県の検索から絞り込みを行うことが可能です。

auでは、Sub6で広いエリアをカバーし、ミリ波で特定エリアの超高速通信を提供するなど、両方の帯域の特性を活かした5G 通信環境を構築しています

このリストには基地局の明確な帯域の表記はありませんが、主に5G sub6の基地局と推察されます。

最寄りの基地局に、5G通信の局があるか確認するには、au公式サイトの情報として「5Gサービスエリア住所リスト」の利用がおすすめです。

実際の利用可能範囲は、基地局アンテナの高さや電波の出力・方角により異なるため、周辺住所での使用を保証するものではありませんので注意

auに限らず、基地局の場所を検索できるように公開しているキャリアはありません。

総務省の電波利用ポータルにも基地局の情報がありますが、掲載情報の読み取りは専門家以外には困難なものです。

そのため、公式サイトから情報を得ることは難しいですが、第三者が作成したWEBサイトやアプリを利用して確認する方法もあります。

「スマホ 基地局 検索」「携帯基地局 マップ アプリ」などのワードで検索し、ご自身のニーズに合うものを調べてみてください。

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au・ドコモ・ソフトバンク・楽天モバイルの通信エリアを比較!

au・ドコモ・ソフトバンク・楽天モバイルの通信エリアを比較!

携帯キャリアの乗り換えを検討する際、気になるのは「通信エリアと電波のつながりやすさ」と推察しますが、4Gから5Gへの移行が進む中で、各社のエリア状況は常に変化しています。

ここからは、主要キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)の通信エリアを比較し、詳しく解説します。

・この章を読んでわかること

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au・ドコモ・ソフトバンク・楽天モバイルの4G/5Gエリアを地図で比較

各キャリアの公式ウェブサイトでは、4G・5Gの提供エリアを地図表示の色分けなどで公表しており、そのサービスエリアの凡例等の意味を理解することで、より正確に状況を把握できます。

ここからはauと、ドコモやソフトバンク、楽天モバイルの4G/5Gエリアを地図で比較して解説します。

au・ドコモ・ソフトバンク・楽天モバイルの4G/5Gエリアの確認方法

ドコモのサービスエリアの確認方法

ドコモのエリア検索は、「5G機種を選択」・「住所で検索」・「都道府県から検索」の3つの方法があります。

・ドコモのサービスエリア検索画面

⇒ドコモのサービスエリアマップはコチラ

引用元:ドコモ公式サイト

・ドコモのサービスエリアの検索方法

  • 5G機種を選択
    • ご利用の5G 機種のメーカーと機種名を選択し、住所で検索または、都道府県から検索のいずれかを入力
  • 住所で検索
    • 住所の一部や施設名から検索
  • 都道府県から検索
    • 検索したい都道府県をタップして検索

ドコモの5Gエリア地図の検索で、機種を選択しない場合、すべての5Gエリアが表示されますが、機種によって周波数帯が異なるので正確なエリアを確認する場合は入力を強く推奨します。

・検索結果画面と凡例

画面右下のアイコンタップで拡大縮小や左右上下の仮面操作可能

引用元:ドコモ公式サイト

ドコモのサービスエリアを表示後、サービスの種類でドコモの4Gエリア地図を表示させることも可能です。

各社とも凡例の色分けは異なりますので、確認するキャリアの凡例をしっかりと把握します。

・ドコモサービスエリアの凡例

ドコモの5Gエリアの凡例

ドコモの4Gエリアの凡例(エリア種類と速度別)

引用元:ドコモ公式サイト

それでは、ここで東京駅をキーワードとしたサービスエリアマップで、auとドコモのサービスエリアを比較してみましょう。

・auとドコモの5Gサービスエリアを比較

ドコモの5Gサービスエリア地図

引用元:ドコモ公式サイト
auの5Gサービスエリア地図

引用元:au公式サイト

両社ともに東京の中心部(皇居周辺・丸の内・銀座など)ではほぼ全域5G対応が充実しており、差はほとんどありませんが、この地域に関しては、auのミリ波のサービスエリアが多いことが分かります。

・auとドコモの4Gサービスエリアを比較

ドコモの4Gサービスエリア地図

引用元:ドコモ公式サイト
auの4Gサービスエリア地図

引用元:au公式サイト

結論として、両社ともに大都市圏の5Gカバーはほぼ互角であり、マップの色分け方針や視覚化の細かさで差異があるものの、「利用可能なエリアの広さ」では大きな差は見られません。

・エリアカバー率の比較

キャリア4G人口カバー率5G人口カバー率
ドコモ約99%約90%
au約99.9%約90%
  • auは特に地下鉄や屋内(商業施設や駅など)での電波の安定性・速度に強みがあるため、都市部の利用者に高評価
  • ドコモは山間部や離島などの過疎地に強く、プラチナバンド(800MHz帯)を活用して広範囲をカバー
  • 4Gは両社ともにほぼ全国をカバーし大差はなく、実用上のエリア面での違いはほぼ無いレベル
  • 5G人口カバー率もドコモ、auともに約90%、全国の主要都市および地方都市で広く使える
    しかし地方・山間部の完全カバーには課題が残る

ソフトバンクのサービスエリアの確認方法

ソフトバンクは、サービスエリア上で「エリア検索」・「機種選択」・「現時点と予定」の3つの絞り込みを行うことができます。

・ソフトバンクのサービスエリア地図画面

サービスエリアマップ

  • エリア検索と機種選択は画面の右上、マップ表示の現時点と予定は左下のアイコンから選択
  • 現時点では「SoftBank 5G」と記載されているが、ソフトバンク4Gエリア地図も同時に表示する
  • ソフトバンクのエリア検索は、機種指定不要で一律のマップが表示
    端末ごとに対応周波数が異なる場合がるため、入力を推奨
  • 検索結果の操作方法
    地図はスクロール(拡大縮小)やドラッグで自由に操作可能

画像引用元:ソフトバンク公式サイト

ソフトバンクのサービスエリアは、非常にシンプルなメニューで5Gエリアを表示します。

また、4Gを選択するメニューはありませんが、5G地図の中にソフトバンクの4G エリアも掲載されています。

・ソフトバンクサービスエリアの凡例

・エリアカバー率の比較

キャリア4G人口カバー率5G人口カバー率
ソフトバンク約99%約90%
au約99.9%約90%
  • ソフトバンク
    • 5GはSub6を中心に展開し、屋外や都市部の安定性が強み
    • ミリ波は商業施設やイベント会場などスポット的に提供
    • 既存周波数の NR 化を活用して「エリアを早く広げる」ことに重点
  • au
    • 地下鉄や屋内施設での電波安定性に強く、ミリ波やプラチナバンドを活かした展開で優位性あり
    • 新しい5G周波数(Sub6, ミリ波)および NR化を並行して推進

4Gは両社ともにほぼ全国をカバーし、実用上の差はほぼなく、5Gに関しても都市部では両社ほぼ同等ですが、エリアの拡充方針に違いがあり、今後の展開に注目が集まります。

楽天モバイルとau回線エリア(ローミング)の状況

楽天モバイルは、独自回線を全国に拡大中ですが、現在も一部エリアでau回線を利用したローミングが行われています。

楽天モバイル公式サイトで公開されているサービスエリアマップとは別に、auローミングエリアには「パートナー回線エリアマップ」が提供されています。

パートナー回線エリアマップ凡例
「楽天回線 4G LTEエリア」が濃いピンク、「パートナー回線エリア」は薄いピンク

・楽天モバイル利用でのauローミング対応・非対応地域の違い

都市部や地方都市では楽天モバイルの独自回線の整備が進み、auローミングは順次終了していますが、人口密度の低い地域では引き続きauローミング提供地域が存在します。

パートナー回線では、auのプラチナバンドである800MHzの周波数が使用されているため、障害物に強く、広範囲に届きやすい特性があります。

楽天モバイルでも、2024年6月からプラチナバンドの割り当てを受けていますが、導入・切り替えが行われていない地域では、パートナー回線終了後の速度低下が話題となりました。

・ローミングエリアの終了や縮小予定

楽天モバイルは「自社回線への移行」を進め、2024年以降も段階的にローミングが縮小
将来的には自社基地局の整備完了に伴い、2026年9月をもって、au回線のパートナーエリアは終了見込み

このように、現在の楽天モバイルの利用者は自社回線を中心に利用しつつ、地方部や山間部ではau回線を補完的に利用できる仕組みになっています。

以下の記事では、楽天モバイルのエリアに嘘があるのか、また、確認方法などについて詳しく解説しています。

楽天モバイルのエリアが気になる方はチェックしておくことをおすすめします。

参考▶楽天モバイルのエリアを詳しく解説した記事はこちら

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5Gエリアの広さと基地局数をキャリア別に比較

国内主要キャリア(au, ドコモ, ソフトバンク, 楽天モバイル)の5G展開状況を比較すると、基地局数エリアカバーの広さにそれぞれ特色があります。

5Gエリアの広さと基地局数をキャリア別に比較するにあたり、各キャリアによって対応周波数帯が一部異なりますので、一覧表にまとめます。

・各キャリアが対応する周波数帯

キャリア主な対応周波数帯(4G LTE)主な対応周波数帯(5G)
au(KDDI/沖縄セルラー)バンド28(700MHz)、バンド18/26(800MHz)、バンド11(1.5GHz)、バンド3(1.7GHz)、バンド1(2.0GHz)、バンド42(3.5GHz)n77(3.7GHz帯)、n78(3.7GHz帯)、n257(28GHz帯)
NTTドコモバンド28(700MHz)、バンド19/26、バンド11(1.5GHz)、バンド21(1.7GHz)、バンド3(1.7GHz)、バンド1(2.0GHz)、バンド42(3.5GHz)n78(3.7GHz帯)、n79(4.5GHz帯)、n257(28GHz帯)
ソフトバンクバンド28(700MHz)、バンド8(900MHz)、バンド11(1.5GHz)、バンド21(1.7GHz)、バンド3(1.7GHz)、バンド1(2.0GHz)、バンド42(3.5GHz)n77(3.7GHz帯)、n257(28GHz帯)
楽天モバイルバンド3(1.7GHz)、バンド28(700MHz)
パートナー回線
 バンド 18/26(800MHz)
n77(3.7GHz帯)、n257(28GHz帯)

つぎに、2025年1月に公表された総務省の資料から、各キャリアの調査時点での基地局数を一覧表にまとめます。

・4G, LTE基地局数をキャリア別に比較:令和6年3月末時点

周波数帯 (バンド)ドコモau (KDDI)ソフトバンク楽天モバイル
700MHz帯 (Band28)15,82822,0735,158
800MHz帯 (Band18/26)74,43783,941
900MHz帯 (Band8/19/26)63,316
1.5GHz帯 (Band11)31,66411,98410,960
1.7GHz帯 (Band21/3)21,50219,73017,47865,763 (Band3)
2.0GHz帯 (Band1)75,05750,50347,982
3.5GHz帯 (Band42)30,4509,92730,040

・5G基地局数をキャリア別に比較

周波数帯 (バンド)ドコモau (KDDI)ソフトバンク楽天モバイル
700MHz帯 (Band28)7,11215,09817,2080
2.0GHz帯 (Band1)1373
2.5GHz帯 (n41)2,71366,360(高度化BWA含む)
3.5GHz帯 (Band42)44515,5503,070
3.7GHz帯 (n77/n78)14,78932,53010,56218,977
4.5GHz帯 (n79)6,7197,110
28GHz帯 (n257)15,30714,9986,81615,232

※3.7GHz帯、4.0GHz帯、4.5GHz帯及び28GHz帯については令和6年4月9日時点

・基地局比較から読み取れること

  • ドコモとauが拮抗
    • 基地局数ではドコモとauの基地局数が多い
    • 特にSub6の整備が進み、全国的に安定した利用環境を提供
  • ソフトバンクは局所集中型
    • 全体の局数はやや少なめ、商業施設・空港・スタジアムなど人の多い場所に高密度展開する傾向
    • 都市部ユーザー向けに最適化
  • 楽天モバイルは発展途上
    • 自社の5G基地局数は他社に比べて少なく、全国展開ではまだ限定的
    • auローミングでエリアを補完している点が大きな特徴

・各キャリアのエリアカバーの特徴

  • au (KDDI)
    • Sub6とミリ波両方で基地局を整備
    • 高速通信・都市部での屋内・屋外を含めた体感エリアの拡充に力を入れている
  • ドコモ
    • プラチナバンド・低周波数帯を活用し、山間部・郊外での5G展開に強み
    • 屋外・都市インフラ周りの整備に重点を置いている
  • ソフトバンク
    • 高速大容量5Gの基地局を多数整備中、商業施設等7,500箇所以上で5G対応
    • 新周波数帯域(Sub6/ミリ波)を含む展開も進行中
  • 楽天モバイル
    • 2025年も継続して自社5Gエリア拡大中も大手3社に比べ狭い
    • 自社回線を中心に都市部での展開が進む一方で、エリア外をauローミングで補う方式

基地局数や、周波数の特性を生かした利用シーン別の5Gに強いキャリアは以下の通りです。

・5Gに強いキャリア│利用シーン別

  • 都市部中心・高速通信重視: ソフトバンク
  • 地方・山間部での安定性重視: ドコモ
  • バランス重視・安定して利用できる: au
  • コスト重視(エリア内限定): 楽天モバイル

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auのエリアに関するよくある質問

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・この章を読んでわかること

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auとUQモバイルのエリアは同じですか?

UQモバイルはauのサブブランドで、サービスエリアはauのネットワークをそのまま利用しているため、4G LTEも5Gも対応エリアは基本的にauと同じです。

ただし一部auとUQモバイルのプラン上の違い、また、UQモバイルではau 5Gのうちミリ波(28GHz帯)非対応端末があるなど、5Gの利用オプションの扱いなどに差異があります。

それでも、サービスエリアそのものはauブランドと差異がありませんので、例えば「auでは圏内なのにUQだと圏外」ということはなく、電波状況は同じです。

一般的に、格安SIM(MVNO)は大手キャリアから帯域を借りてサービスを提供するため、通信が混雑する時間帯(昼休みや通勤時間帯)には速度が低下する傾向がありますが、現在のUQモバイルはKDDI直営のサブブランドになります。

他の格安SIM(MVNO)と比較すると、電波状況の優先度の影響は受けづらいと考えられています。

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auのスマホ・ポケットWi-Fi・ホームルーターの対応エリアは同じですか?

auのスマホとポケットWi-Fi、ホームルーターは「同じ電波が使えるのか?」と気になる方も多いでしょう。

結論からいえば、基本的に同じauの4G LTE・5G回線を利用できるため、エリアはほぼ共通ですが、通信方式やマップの表示方法に違いがあるため、解説します。

まず、各サービスの基本的な位置づけを整理してみましょう。

・auのポケットWi-Fi(WiMAXルーター)ホームルーターについて

  • auスマホ:全国99.9%カバーの4G LTEと、拡大中の5Gを利用可能
  • ポケットWi-Fi/ホームルーター:WiMAXの電波を優先、エリア外では自動的にau 4G LTE/5Gへ切替
  • 結果:実利用範囲は最終的にスマホと同等クラス

ただし、両者には特性の違いがあり、ポケットWi-Fiは大容量通信に向いている一方、電波は広範囲のエリアに広がるものの、基地局からの距離や、樹木等の障害物の影響で、屋内や山間部には弱い傾向があります。

auスマホはプラチナバンド(800MHz帯)に対応しているため、ビル内や山間部でも安定しやすいのが特徴で、実際の利用体感は「都市部ではルーターが高速、郊外や屋内はスマホの方が有利」となります。

次に、サービスエリアマップの違いを解説します。

・サービスエリアの確認方法

au公式サイトのサービスエリアマップ、UQ WiMAX公式サイトのサービスエリアマップで確認可能

  • スマホ向けマップ(au公式)
    5G/4G LTEの切替ができ、「ミリ波」「Starlink Direct」の表示チェックも可能
    住所や郵便番号検索からピンポイントでエリアを確認
  • ルーター向けマップ(UQ公式モバイル)
    「WiMAX +5G/WiMAX 2+」の切り替え可能
    「スタンダードモード/プラスエリアモード」の選択可能
    プラスエリアモードではau回線を拡張利用するのでより広いエリアをカバー

つまり、auスマホのエリアマップだけではポケットWi-Fiやホームルーターの利用エリアを正しく把握できないため、両方を必ず確認しておきましょう。

端末はその場で最適な回線(WiMAX/au 4G LTE/5G)へ自動切替を行いますが、端末・プランによってはモード設定や料金プランの変更が必要な場合があり、「地図上は圏内なのに繋がらない」という誤解が発生します。

また、auやWiMAXのサービスエリアの確認時に、しっかりと利用できるスタンダードモード/プラスエリアモード」の切り替えを行うことも必要です。

  • スタンダードモード:au5G/4G LTEの一部のエリア
  • プラスエリアモード(月額1,100円):au5G/4G LTEエリア
    • 通信モード自動切替機能(モバイルWi-Fi)はコチラ
    • 通信モード自動切替機能(ホームルーター)はコチラ
    • 料金プランについてはコチラ

また、「auスマホが圏外でもポケットWi-Fiは使えるのか?」疑問となる点ですが、基本的には「スマホが圏外エリアならルーターも圏外」と考えるべきです。

それは、例外的にWiMAXの周波数帯だけが届く場所ではルーターだけ接続できるケースもありますし、逆にWiMAXの電波が入らない場所では自動でau LTE/5Gへ切り替わり、結果的にはスマホと同等の通信可能範囲に収束します。

実際には電波環境による影響が強く、一概に言い切ることはできません。

そこで、契約前に本当に電波が繋がるか確認したい場合は「Try WiMAX」の無料レンタル(15日間)を利用して、ホームルーターとモバイルルーターの各々を試すことが可能です。

自宅や職場で実際に試すことで、auのサービスエリアマップ上では分からないリアルな利用体験ができます。

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