AppleCare+は必要か?後悔した理由やデメリットも解説!

  • URLをコピーしました!

「AppleCare+って必要?入った方がいい?」

「AppleCare+に入って後悔した理由を知りたい!」

「AppleCare+のデメリットって何?」

AppleCare+は必要か気になりますよね。

この記事では、AppleCare+は必要か?、また、後悔した理由やデメリットなどについても解説していきます。

AppleCare+は必要?メリット・デメリットまとめ

メリット

  • 高額な修理費用を大幅に抑えられる
  • 修理回数に制限がない
  • 無償でバッテリーを交換してもらえる
  • 優先的にテクニカルサポートを受けられる
  • 盗難・紛失にも対応
  • 世界中で修理サービスが受けることができる
  • エクスプレス交換サービスが利用可能

デメリット

  • 料金が高額
  • 加入期限が短い
  • 修理時にはサービス料が別途必要
  • AppleCare+の保証対象外の条件がある
  • 盗難・紛失保証は別プランになる

・この記事を読んでわかること

・AppleCare+に関する他の記事

目次

AppleCare+は必要か?後悔した理由やデメリットも解説!

AppleCare+は必要か?後悔した理由やデメリットも解説!

AppleCare+は、iPhoneなどのApple製品に「物損も含めた保証」を追加できる有料サービスですが、決して安くはない料金が発生するため、本当に必要かどうか、加入前に迷う方が多いのも事実です。

ここからは、AppleCare+は必要か、後悔した理由やデメリットも含めて解説しますので、AppleCare+に入るべきか、その判断材料の一助になりましたら幸いです。

・この章を読んでわかること

AppleCare+に加入して後悔した理由とは?よくある失敗例を解説

はじめに、AppleCare+がどのようなサービスなのか解説します。

AppleCare+とは?

AppleCare+は、Apple公式の有料延長保証サービス
通常の製品保証、過失や事故による損傷への保証、優先的なテクニカルサポート、バッテリー交換サービスなどを含む

・AppleCare+と標準保証(無料)の比較表

項目標準保証(無料)AppleCare+
保証期間1年間2~3年(または月額継続)
製造上の欠陥
過失・事故による損傷×○(サービス料必要)
バッテリー交換初期不良のみ80%未満で無料
盗難・紛失×○(盗難・紛失プランのみ)
テクニカルサポート90日間保証期間中ずっと
料金無料有料(端末による)

AppleCare+は、ほとんどのApple製品で購入できるものです。

標準保証では「自分の不注意による故障」はカバーないため、過失や事故による損傷がサポートされるAppleCare+とのカバー差があります。

しかし、AppleCare+に加入していても、以下のような場合は保証対象外となります。

保証対象外の主なケース

  1. 意図的な損傷
    • 故意に破壊した
    • 極端に不適切な使用
  2. 改造・非純正部品の使用
    • ジェイルブレイク(脱獄)
    • 非正規店での修理履歴
    • 非純正バッテリーへの交換
  3. 戦争・災害による損傷
    • 戦争、暴動、地震、火災など
      ⇒一般的な自然災害は状況により判断
  4. 通常の摩耗
    • キズ、へこみなどの外観損傷(機能に影響がない場合)
    • 経年劣化による変色
  5. データの損失
    • AppleCare+はハードウェアの保証のためデータ復旧は対象外

非正規店で一度でも修理すると、その後のAppleCare+保証が無効になる場合がありますので、必ずApple正規サービスプロバイダーを利用しましょう。

AppleCare+ サービスプロバイダーとは
Appleから正式な認定を受けている(Apple認定の技術者/純正部品の使用)
Apple製品の修理サービスを代行して提供する事業者

AppleCare+に加入したものの、「入らなければよかった」と後悔している方もいらっしゃいます。

AppleCare+の特徴を抑えたうえで、ここからはどのような理由で後悔するのかよくあるパターンを見ていきましょう。

後悔パターン1:保証期間中に一度も使わなかった

もっとも多いのが、2年〜3年の保証期間中に一度も修理を利用しなかったケースです。

・バッテリーの無償交換に期待も実際に条件に満たず使用できなかったという口コミ

2025年9月

xsの時は2年経つ前に80%を切れば無償電池交換!って80%切らないかそわそわしてたんだけど、結局2年半ぐらいまで83のままでAppleCare+を一回も使わないという悲しみを背負った

引用元:X

保証内容に期待してAppleCare+に加入しても、期間中に保証対象となる事例が発生せず、心理的には「無駄だった」と感じてしまう場合があります。

・期間中に1回も保証を使用しなかったという口コミ

2025年10月

せっかくAppleCare+入ってて今月末で切れるのでエクスプレス交換しようかなーとサポートに相談したけど適用される損傷や劣化がなくて交換できなかった。
払い損なのでしばらく月額で延長しよう、、、(損切りできない)

引用元:X

万が一のために加入するものですが、全く利用しないまま2年経過すると、もったいなかったという心理も働きがちです。

故障などを経験せずに2年を経過したということは、喜ばしいことではあるのですが、支払った保証金の回収ができない、少し損をしてしまったような後悔を覚えてしまうのかもしれません。

後悔パターン2:想定していたトラブルが保証対象外だった

AppleCare+は万能ではなく、保証対象外となるケースもあります。たとえば次のような例です。

・通常プランしか入っておらず、盗難・紛失には対応していなかった口コミ

2023年9月

84,800円+Apple Careと有料サポ あれ?
AppleCare+は、自然故障、過失・事故による故障は保証されますが、盗難と紛失は保証対象外です。
あれ?

引用元:X

AppleCare+には、AppleCare+とAppleCare+盗難・紛失プランの2種類があるため、混同してしまう方もいらっしゃり、「盗難もカバーされると思っていた」など、内容の勘違いがあると後悔につながりやすくなります。

また、非正規修理店で一度でも修理したことで、その後の保証が受けられなくなることもありますので、AppleCare+の保証条件や補償範囲をしっかりと把握しておきましょう。

後悔パターン3:支払い管理を自身でする必要がある

定期払いで契約していると、デバイスを手放したあとも解約を忘れて支払いが続いていたというミスもよくあります。

・AppleCare+の月額支払いはAppleAccountに紐づいているという口コミ

2025年11月

これまで使っていたiPhone15ProをAppleCare付きで親にあげようと思ったら、月額支払のAppleCareはAppleAccountに紐付いているから端末が同じでも渡せないらしい。
仕方ない、本体だけあげよう。

引用元:X

上記の体験談のように、AppleCare+の月額支払い(定期払い)は、製品ではなくAppleAccountに紐付くサブスクリクションになり、自動更新されます。

そうした契約形態を理解していないと、端末を手放した後も支払いは自動継続し、「使っていない端末の保証料を何ヶ月も払い続けていた」というケースが発生し、無駄な出費をしたと後悔する方もいらっしゃいます。

以上をふまえて、AppleCare+に加入する前にご自身の利用環境を振り返ってみましょう。

・AppleCare+に加入して後悔しないためのチェックポイント

  • 過去にデバイスを故障させた経験があるか
    • 経験がある→加入を検討
    • 経験がない→慎重に判断
  • 使用環境はリスクが高いか
    • 外出先での使用が多い→リスク高
    • 主に自宅で使用→リスク低
  • 端末の価格と修理費用を比較したか
    • 高価なモデル→保証の価値が高い
    • 比較的安価なモデル→保証の価値は相対的に低い
  • 他の保証サービスと重複していないか
    • キャリア保証の内容を確認
    • クレジットカードの付帯保険も確認
  • 盗難・紛失のリスクはあるか
    • リスクがある→盗難・紛失プラン検討
    • リスクが低い→通常プランで十分

これらを総合的に判断することで、後悔のない選択ができます。

AppleCare+のデメリットは?加入前に知るべき注意点

AppleCare+には確かにメリットがありますが、同時にデメリットや制約も存在します。

AppleCare+の加入を検討する際は、これらの注意点もしっかり理解しておきましょう。

デメリット1:AppleCare+の料金が高額

最大のデメリットは、AppleCare+の料金の高さです。

・AppleCare+の料金

モデルAppleCare+ 月払いAppleCare+ 2年間
iPhone 16e980円(税込)19,800円(税込)
iPhone 17、iPhone 161,180円(税込)23,800円(税込)
iPhone 16 Plus1,380円(税込)28,800円(税込)
iPhone Air、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Max1,580円(税込)31,800円(税込)

AppleCare+では、高価な製品ほど保証料金も高額になり、「本当に必要か」を慎重に判断する必要があります。

・AppleCare+の保証料金が高いと感じる理由

  • 修理を一度も使わなければ「掛け捨て」になる
  • 修理1回だけなら、保証なしで修理した方が安いこともある
  • 月額払いは心理的負担が少ないが、総額は一括払いより高い

デメリット2:AppleCare+の加入期限が短い

AppleCare+は、購入後いつでも加入できるわけではなく、iPhone、iPadなどの場合は購入後60日以内と定められています。

そのため、「様子を見てから」と思っているうちに期限切れてしまい、以下のようなリスクが発生する可能性があります。

・AppleCare+の加入期限を逃したリスク

  • 期限後は原則として加入不可
  • 様子を見るうちに破損・故障⇒保証を受けることができない

「とりあえず後で考えよう」と先延ばしにしていると、気づいた時には加入できなくなっている可能性が高いため注意が必要です。

デメリット3:修理時にはサービス料が別途必要

「AppleCare+に入っていれば修理無料」と誤解している人もいますが、実際には修理時にサービス料がかかります。

修理時のサービス料(iPhone・iPad)

  • 画面または背面ガラスの損傷:3,700円
  • その他の損傷(水濡れなど):12,900円
  • 盗難・紛失時の交換(盗難・紛失プラン):12,900円

無料なのは以下に該当する場合のみ

  • 製造上の欠陥による故障
  • バッテリー容量が80%未満になった場合の交換

つまり、AppleCare+の保証料金を支払った上で、さらに修理時にも費用が発生するため、本当にお得なのか使用環境を振り返って検討する必要があります。

デメリット4:AppleCare+の保証対象外の条件がある

AppleCare+に加入していても、すべての損傷が保証されるわけではありません。

・AppleCare+の保証対象外となる主なケース

  1. 意図的な損傷
    • 故意に破壊した場合
    • 極端に不適切な使用
  2. 改造・非純正部品の使用
    • ジェイルブレイク(脱獄)
    • 非正規店での修理・改造
    • 非純正バッテリーへの交換
  3. 戦争・災害による損傷
    • 戦争、暴動、地震、火災など
    • ただし、一般的な自然災害による損傷は状況により判断される
  4. 通常の摩耗・外観の損傷
    • キズ、へこみなどの外観上の損傷(機能に影響がない場合)
    • 経年劣化による変色
  5. データの損失
    • AppleCare+はハードウェアの保証であり、データ復旧は対象外

非正規店で一度でも修理すると、その後のAppleCare+保証が無効になる可能性があり、安いからと非正規店で修理してしまうと、高額な保証料が無駄になってしまいます。

デメリット5:盗難・紛失保証は別プラン

「AppleCare+に入っているから盗難されても安心」と思っていたら、実は通常プランでは盗難・紛失は対象外だったというケースがあります。

・2つのAppleCare+プランの違い

  • 通常のAppleCare+:過失・事故による損傷のみ対象
  • AppleCare+ 盗難・紛失プラン:通常の保証+盗難・紛失も対象

AppleCare+ 盗難・紛失プランの料金

製品AppleCare+ 月払いAppleCare+ 盗難・紛失プラン 月払いAppleCare+ 2年間AppleCare+ 盗難・紛失プラン 2年間
iPhone 16e980円(税込)1,140円(税込)19,800円(税込)22,800円(税込)
iPhone 17、iPhone 161,180円(税込)1,340円(税込)23,800円(税込)26,800円(税込)
iPhone 16 Plus1,380円(税込)1,540円(税込)28,800円(税込)31,800円(税込)
iPhone Air、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Max1,580円(税込)1,740円(税込)31,800円(税込)34,800円(税込)

・盗難・紛失保証の利用条件

  • 「iPhoneを探す」が有効になっていること
  • 盗難・紛失時に速やかにAppleに報告
  • 警察への被害届提出が必要な場合がある
  • 年間2回まで利用可能

盗難リスクが高い環境で使用する場合は、通常プランではなく盗難・紛失プランを選ぶ必要があります。

これらのデメリットを理解した上で、以下の点を確認しましょう。

AppleCare+のデメリットが気にならない環境

  • 高額な修理費用を一度に支払うより、月々の定額の方が安心
  • 過去にデバイスを故障させた経験があり、リスクが高い
  • デバイス価格が高額で、修理費用も高い
  • 海外での使用予定がなく、日本国内のみで使用

デメリットが気になる環境

  • できるだけ余計な出費を抑えたい
  • 過去に故障させたことがなく、慎重に扱う自信がある
  • 保証料金と修理費用を細かく計算して判断したい
  • 盗難・紛失のリスクが低い環境で使用

AppleCare+のデメリットを十分に理解した上で、自分の状況に照らし合わせて判断することが重要です。

AppleCare+のメリットは?加入する価値があるケースを解説

ここまではデメリットや後悔の例を確認しましたが、もちろんAppleCare+には多くのメリットがあります。

ここでは、AppleCare+に加入することで得られるメリットについて解説します。

メリット1:高額な修理費用を大幅に抑えられる

AppleCare+に加入することで得られる最大のメリットは、やはり修理費用を抑えることです。

・タッチパネル交換の利用体験の口コミ

2024年3月

先週、iPhoneSE2のタッチパネルの反応が良くないため、Appleの正規修理プロバイダのカメラのキタムラを利用。
AppleCare+の月額支払いプランでに入っていたので、自然故障という理由でパネル交換無料で済みました。
私のように一括支払で長期間使うユーザーは入るべきですね。

引用元:X

このように、長く利用して不具合が出たものを含めて、保証期間内であれば修理費用を以下のように抑えることができます。

・修理費用の比較(iPhone 16 Proの例)

修理内容AppleCare+なしAppleCare+あり
画面ひび割れ53,800円3,700円
背面ガラス修理25,900円3,700円
その他の損傷105,800円12,900円
バッテリー交換15,800円0円

このように、画面のひび割れなど比較的発生しやすい事例ですが、修理費用の差が大きいことがわかります。

画面のひび割れの修理1回だけでも5万円以上の節約になり、一度の修理でAppleCare+一括払いの金額を超えることも珍しくありません。

AppleCare+を利用した修理費用の見積もりは、Apple公式サイトで確認できます。

メリット2:修理回数に制限がない

AppleCare+の大きな魅力は、過失・事故による修理を回数無制限で受けられる点です。

AppleCare+:修理回数制限なし(ただしサービス料が必要なケースあり)

回数無制限のメリットとしては、「制限がないから気兼ねなく修理に出せる」「落下で割れた画面も制限なく何回でも直せる」など、2年間で何度でも利用できるメリットがあります。

メリット3:バッテリー無償交換が受けられる

iPhoneやiPadを2年以上使うと、バッテリーの劣化が気になりますが、条件を満たせばバッテリーの無償交換を受けることができます。

・バッテリー交換の条件

  • バッテリー容量が本来の80%未満になった場合
  • AppleCare+は追加料金なしで交換

バッテリー交換で長期間同じスマホを利用している口コミ

2025年11月

娘出産直前に買ったiPhoneバッテリー交換しました
相棒さん、まもなく4年目スタート
まだまだよろしくです

引用元:X

使い慣れたスマホを長く使いたいと考える方も多いと推察しますが、その場合、Applecare+の保証を利用すれば無償で消耗したバッテリーを交換し、引き続き快適に利用し続けることができます。

バッテリー劣化が早い使い方の例

  • 毎日充電を繰り返す(ヘビーユーザー)
  • 高温環境での使用が多い(車内放置など)
  • 常に100%まで充電してから使う

ヘビーユーザーの場合、2年以内にバッテリー交換が必要になることもありますので、この無償交換だけでも大きいメリットになります。

メリット4:優先的なテクニカルサポート

「突然iPhoneが起動しなくなった」「新しいiOSにアップデートしたら不具合が出た」などの緊急時に、すぐに専門家のサポートを受けられる安心感は大きなメリットです。

AppleCare+加入者の場合、専任スペシャリストによる以下の優先サポートがあります。

・AppleCare+加入者優先サポートの内容

  • 電話サポート:待ち時間が短縮される
  • チャットサポート:優先的に対応してもらえる
  • Apple Store:Genius Barでの予約が取りやすい

サポート対象の範囲

  • ハードウェアの問題
  • ソフトウェアの問題
  • iOSやmacOSの使い方
  • iCloudやApple IDの問題 など

メリット5:盗難・紛失にも対応(盗難・紛失プランのみ)

AppleCare+ 盗難・紛失プランなら、デバイスを盗まれたり失くしたりした場合の保証を受けることが可能です。

・AppleCare+盗難・紛失プラン│保証の詳細

  • オンラインで手続き可能
  • サービス料:12,900円で交換品を提供
  • 年間2回まで利用可能
  • 店頭受け取り不可

盗難・紛失リスクが高いiPhoneの利用環境は、以下の通りです。

・盗難・紛失リスクが高いケース

  • 満員電車での通勤が多い
  • 海外旅行や出張が多い
  • カフェやコワーキングスペースでよく作業する
  • 子供に持たせるデバイス

実際に盗難や紛失に遭ってしまった場合の手続きの流れは以下の通りです。

・AppleCare+ 盗難・紛失プランの利用の流れ

  • 通勤中に電車内でiPhoneを紛失した
  • 「iPhoneを探す」で最後の位置を確認
  • Appleサポートに連絡して紛失を報告
  • 警察に紛失届を提出
  • サービス料12,900円で交換用のiPhoneが自宅に届く
  • 新規に購入(例:15万円)を考えると大幅な節約になる

盗難・紛失のリスクを経験した、または少しでも可能性が高い環境なら、AppleCare+盗難・紛失プランを利用する追加料金で安心を得ることができると言えます。

メリット6:世界中で修理サービスが受けられる

AppleCare+は、世界中のApple正規サービスプロバイダで利用できます。

・グローバルサポートのメリット

  • 海外旅行中に故障しても、現地で修理可能
  • 留学や海外赴任中も安心
  • 5,000以上の正規サービスプロバイダが世界中に存在

海外での修理は通常非常に高額(国によっては20万円以上)になることもありますが、AppleCare+があれば定額で修理が可能です。

メリット7:エクスプレス交換サービスが利用できる

修理を待つ時間がない人には、エクスプレス交換サービスが利用可能です。

・エクスプレス交換サービスとは

  • 修理を待たず、先に交換用のデバイスが届く
  • 故障したデバイスを後で返送

対象デバイス:iPhone / iPad / Apple Watch / iPod

実際のエクスプレス交換サービスを利用する流れは以下の通りです。

・エクスプレス交換サービスを利用する流れ

  1. Appleサポートに連絡
  2. エクスプレス交換サービスを選択
  3. 翌日または翌々日に交換品が自宅に届く
  4. データを移行
  5. 故障したデバイスを返送

通常の修理なら数日~1週間かかるところ、エクスプレス交換なら翌日から新しいデバイスが使えます。

・特にメリットが大きい人

  • 仕事でデバイスを毎日使う
  • 修理期間中に代替機がない
  • すぐにでもデバイスが必要

数値では測れませんが、「保証がある」という安心感も大きなメリットです。

保険とは本来、「安心を買うもの」で、金銭的な損得だけでなく、精神的な安心感も価値の一部と考えることができます。

AppleCare+は基本的に必要ない!いらないと言える理由を解説

ここまでメリットを見てきましたが、反面、AppleCare+は「必要ない」と言えるタイプの方もいらっしゃいます。

なぜそう言えるのか、具体的な理由を解説します。

いらない理由1:AppleCare+を使わない

インターネットを調査すると、AppleCare+加入者でも保証期間中に一度も修理サービスを利用していないという方を散見します。

AppleCare+保証を使わないで利用できた理由として、「ケースやフィルムで十分に保護できている」「デバイスを慎重に扱っている」「そもそも故障しにくい設計になっている」という理由があげられます。

・AppleCare+を一度も使用せず、必要の是非を検討している口コミ

2024年1月

Applecare、ずっと入ってたけど1回も使わなかったな。
8の時は割れたりしたから使ったけど、最近のiPhone頑丈になったのもあって割れないしワンチャンいらんかなって気もしてきた

引用元:X

上記のように、Applecare+加入について検討している方は多いようです。

もし あなたが過去にApple製品を故障させたことがないなら、今後も故障させない可能性が高いと言えますが、以下のように保証期間終了後にトラブルが発生する可能性もあることを含めて検討してください。

・保証期間が切れてから故障したという口コミ

2024年6月

最悪すぎてイライラする…
AppleCareの期間切れたばかりなのに 背面ガラス割れた。゚( ゚இωஇ゚)゚。
2年間払ったけど何一つ使わなかった保証だったのに… ほんとキツイ

引用元:X

いらない理由2:標準保証でカバーされる故障も多い

購入後1年間は無料の製品限定保証があり、初期不良などはこの期間でカバーできます。

・標準保証でカバーされる故障例

  • バッテリーの初期不良
  • ディスプレイの不具合(ドット抜けなど)
  • ボタンの不良
  • カメラの故障
  • スピーカーの故障
  • 充電ポートの不良

実際にはご自身の過失ではない故障もあります。

例えば、「突然電源が入らなくなった」「勝手に再起動を繰り返す」「タッチパネルが反応しない」などのケースでは、製造上の問題として標準保証で無償修理されることが多く、AppleCare+は不要で対応してもらうことが可能です。

いらない理由3:保護アクセサリーで十分に対策できる

適切なケースやフィルムを使えば、故障リスクは大幅に低減できます。

・推奨される保護アクセサリー

  • 耐衝撃ケース:落下時のダメージを吸収(2,000円~5,000円)
  • ガラスフィルム:画面の傷や割れを防止(1,000円~3,000円)
  • 背面保護フィルム:背面ガラスの傷防止(1,000円~2,000円)

こうした保護アクセサリーの費用を平均で計算すると、概算額は以下の通りです。

・概算費用との大まかな比較

  • 概算費用:約4,000円~10,000円
  • iPhone16 AppleCare+(2年一括払い):23,800円(税込)

1万円程度の投資で、3万円近い保証料を節約できる上に、故障リスクも大幅に減らせます。

いらない理由4:買い替えサイクルが短い人

端末を頻繁に買い替える方には、AppleCare+の価値は低くなります。

・例)1年ごとに買い替える場合

  • iPhone16 AppleCare+(2年):23,800円
  • 実際の使用期間:1年間
  • 残り1年分は、解約タイミングによって返金額が異なる

買い替えサイクル別に以下のように判断ができます。

・iPhoneの買い替えサイクルとAppleCare+の関係

  • 1年ごと:AppleCare+は不要の可能性が高い(短期間しか使わない)
  • 2年ごと:検討の余地あり(保証期間をフルに使えるが、買い替え前に故障するかは不明)
  • 3年以上:価値あり(保証期間後も月額継続可能、バッテリー交換の恩恵も)

最新モデルを毎年購入する人や、2年ごとに買い替える人は、AppleCare+の恩恵を十分に受けられない可能性が高いです。

「いらない」と判断できる人の特徴

以下に該当する方は、AppleCare+なしでも問題ない可能性が高いと言えます。

  • 過去にデバイスを故障させたことがない
    • 慎重に扱う性格
    • 落下や水没の経験がない
  • 保護アクセサリーをしっかり使う
    • ケースとフィルムを必ず装着
    • 耐衝撃性の高いケースを選ぶ
  • リスクの低い環境で使用
    • 主に自宅や職場で使用
    • 外出時も慎重に取り扱う
  • 突然の修理費用でも5万円程度なら問題なく払える
  • 買い替えサイクルが短い
    • 1~2年で新モデルに買い替える
    • 最新機能を常に使いたい

たとえば、故障した場合に安価な中古品や過去モデル(iPhone SEなど)で様子を見て、新機種を購入するという場合もあるでしょう。

上記のケースに多く該当する場合は、AppleCare+なしでも十分に対応できる可能性が高いと言えます。

AppleCare+があえて必要と言える人の特徴

AppleCare+は全員に必須ではなくても、「条件次第ではかなり有効で必要な保険」になりえます。

ここからは、AppleCare+を前向きに検討することをおすすめしたい人の特徴を解説します。

端末の扱いに関しては、ご自身で気を付けていても、どうにもならない利用環境である方もいらっしゃいます。

・次は絶対AppleCareに入る決断をした口コミ

2024年9月

AppleCareケチって入らなかったせいで保護ガラス越えて画面割れ、修理代5万オーバー
今後は絶対AppleCare入る、使わなかったとしても絶対入る、誓った
画面修理した2日後、また保護ガラス割れた
なので両面ガラス保護ケース買った
子連れは絶対入った方がいいね、AppleCareすぐ投げられるし

引用元:X

このように、端末にとってハードな環境で利用されている方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?

同時に、以下のような方は、AppleCare+のメリットを十分に受ける特徴があると言えます。

・AppleCare+のメリットを最大限に活かせる人

  • 過去にデバイスを故障させた経験がある
    • 画面を割ったことがある
    • 水没させたことがある
  • 高額なデバイスを購入した
    • iPhone Pro/Pro Maxシリーズ(10万円以上のデバイス)
  • 日常的にリスクの高い環境で使用
    • 外出先での使用が多い
    • 建設現場や工場など
    • 子供が使用する
  • 長期間使う予定がある
    • 2年以上使い続ける予定
    • バッテリー交換の恩恵を受けたい
  • 盗難・紛失のリスクがある
    • 満員電車での通勤
    • 海外旅行や出張が多い
  • すぐに修理が必要な環境で使用している
    • 仕事での重要な連絡手段として毎日使用
    • 代替機がない

これらの条件に該当する場合、AppleCare+のメリットは非常に多いと言えます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次