LINEMOの料金プラン！旧プランから変わった点やデメリットも解説

LINEMOの料金プラン！旧プランから変わった点も解説

・この章の要点まとめ

この章では、LINEMOの料金プランの最新情報をわかりやすく解説します。

LINEMOは2025年現在、「ベストプラン」と「ベストプランV」という2つの新プランを提供していて、旧プランである「スマホプラン」や「ミニプラン」はすでに新規受付を終了しています。

そして、ベストプランとベストプランVは、どちらもシンプルで使いやすい料金設計が特徴ですが、ただし、データ容量や通話オプション、月額料金には違いがあるため、自分の使い方に合わせて選ぶことが大切です。

そこでこの章では、

• それぞれのプランの料金やデータ容量の違い
• 旧プラン（スマホプラン・ミニプラン）との変更点
• ベストプランへの切り替え方法や注意点
• 料金シミュレーションを使って最適なプランを見つける方法

などを、ひとつずつわかりやすく解説していきます。

なお、全体の料金プラン比較を見たい方は、LINEMO公式サイトのLINEMOのプラン一覧ページでも確認できます。

・この章を読んでわかること

LINEMOの料金プランはベストプランとベストプランVの2種類！違いをわかりやすく比較

LINEMOの料金プランは、現在「ベストプラン」と「ベストプランV」の2種類が提供されています。どちらも月額料金がわかりやすく、データ容量や通話の使い方に合わせて選べるようになっています。

そこでここでは、それぞれの特徴と料金、そして2つのプランの主な違いを解説します。

ベストプランの特徴と料金

LINEMOのベストプランは、必要なデータ量に応じて料金が変わる2段階制プランになっています。そして、「3GBまで」と「10GBまで」の2タイプがあり、どちらもシンプルな料金体系が特徴です。

項目	内容
月額料金（税込）	3GB：990円 ／ 10GB：2,090円
通話オプション	5分かけ放題：＋550円 かけ放題（無制限）：＋1,650円
データ容量超過後	最大128kbps（10GB超過時）
特徴	LINEアプリのトーク・通話・スタンプ送受信はデータ消費ゼロ（LINEギガフリー）

このように、ベストプランは「スマホを主にLINEやSNSで使うライトユーザー」に最適で、料金が990円からと格安なので、通信費をできるだけ抑えたい人にはうれしい選択肢と言えます。

また、速度制限がかかってもLINEのメッセージや音声通話なら問題なく利用できますし、データ容量を超えても最低限の通信ができるため、安心して使い続けられる設計になっています。

ベストプランVの特徴と料金

LINEMOのベストプランVは、月30GB使える大容量プランです。2025年2月の改定で「30GB・月額2,970円」に一本化され、よりわかりやすい料金設定になりました。

以前は20GBと30GBで段階的に料金が変わっていましたが、改定後は30GBまで定額で利用できます。

項目	内容
月額料金（税込）	2,970円（30GB）
通話オプション	5分以内の国内通話が無料で付帯（超過分：22円／30秒）
データ容量超過後	30〜45GB：最大1Mbps 45GB超過：最大128kbps
特徴	通話5分無料つき・LINEギガフリー対応・大容量ユーザー向け

特に便利なのが、5分以内の通話が最初から無料になっている点です。これにより、通話オプションを別で契約する必要がなく、料金の計算もシンプルになります。

また、30GBを使い切ってもすぐに通信が止まらず、最大1Mbpsで引き続き利用できるため、SNSや音楽ストリーミング、標準画質の動画再生であれば問題なく使えます。

ベストプランとベストプランVの主な違い

2つのプランを比較すると、次のような違いがあります。

比較項目	ベストプラン	ベストプランV
月額料金（税込）	990円（3GB）／2,090円（10GB）	2,970円（30GB）
データ容量	3GB／10GB	30GB
通話	オプションで追加（5分／無制限）	5分通話無料がつく
速度制限	最大128kbps（10GB超過時）	段階制（1Mbps→128kbps）
向いている人	ライトユーザー／料金重視	通話・動画・大容量利用者

旧スマホプラン（20GB・2,728円）と比べると、ベストプランVは容量が増えても料金がそのままなので、実質的には「改善」と言える内容になっています。

ただし、3GB程度しか使わない人にとっては「少し割高になった」と感じる場合もあります。

つまり、利用データ量が月10GBを超える人はベストプランV、10GB未満の人はベストプランを選ぶのがちょうど良い目安です。

このように、LINEMOのベストプランとベストプランVは、料金体系・データ容量・通話機能で明確に分かれています。

ライトユーザーにはベストプラン、大容量ユーザーにはベストプランVが向いており、どちらも契約縛りなし・初期費用なしで気軽に試せます。

詳しい条件や申し込み手順はLINEMO公式サイトから確認できます。

LINEMOの現行プランと旧プラン（スマホプラン・ミニプラン）を比較！変わった点を解説

LINEMOでは、旧プランである「ミニプラン」「スマホプラン」が2024年7月29日をもって新規受付を終了しています。

そこでここでは、旧プランと現行プラン（ベストプラン・ベストプランV）の変更点・比較ポイントを、メリット・デメリットを含めて詳しく解説します。

旧プラン（ミニプラン・スマホプラン）の内容と今の取り扱いについて

旧プランであるミニプラン（3GB）とスマホプラン（20GB）は、以下のような内容でした。

• ミニプラン
  
  月額基本料 990円、データ容量 3GB、超過時の通信速度は最大300kbps。
  
• スマホプラン
  
  月額基本料 2,728円、データ容量 20GB、超過時の最大速度 1Mbps。

ただし、これらのプランは2024年7月29日21時59分をもって新規受付が終了しており、いまからの契約はできません。

既存ユーザーは引き続き利用できますが、将来的にはプランの見直しを迫られる可能性があります。

これにより、LINEMOの料金プラン体系は現行プラン（ベストプラン／ベストプランV）へ一本化された形になりました。

ベストプラン／ベストプランVへの主な変更点（改悪・改善含む）

旧プランから新プランへの移行で、内容が変わったところをまとめると次のようになります。

項目	旧プラン	新プランでの変化
データ容量	ミニ：3GB、スマホ：20GB	ベストプランは 3GB／10GB、ベストプランVは 30GB（段階なし）
料金体系	ミニは定額制、スマホプランは20GB一律料金	ベストプランはデータ使用量に応じた段階制（月額990～2,090円）、ベストプランVは 2,970円で30GBに一本化
通話	有料（22円／30秒）	ベストプランVには5分以内の通話無料がつく
速度制限	ミニプラン：3GB超過後は最大300kbps	新プランでは、ベストプランは10GB超過～15GB：300kbps、その後128kbps。ベストプランVは30GB超～45GBは1Mbps、45GB超は128kbps
追加データ	1GBあたり 550円	新プランでも同一単価で追加が可能

たとえば、旧ミニプランでは3GB使い切るとすぐに速度制限がかかりましたが、ベストプランでは10GBまで高速通信が可能になりました。

この点は旧プランと比べて明らかに 改善された部分 です。

ただし、旧プランの単純明快さを好んでいた人にとっては、データ使用量に応じて料金が変動する段階料金や超過後の速度制限が気になる点になるかもしれません。そのため、中には「改悪」と感じる人もいます。

旧プランを使っている人はどうなる？プラン変更の選び方を解説

旧プランを契約していた人にとって、今回のプラン変更は無視できない影響があり、以下の点に注意が必要です。

• 自動的な強制切り替えは基本的に実施されない
  
  旧プラン契約中のユーザーはそのまま使い続けられますが、将来的な変更の可能性もあります。
  
• プラン変更手続き
  
  My Menuなどから新プランへの変更が可能で、月内に申し込んでも翌月から新プラン料金が適用される方式です。
  
• 旧プランが合っていた人には注意
  
  定額制・3GB以内で使っていた人には、段階制になったベストプランの方が使い勝手が変わる場合があります。
  
• キャンペーン活用
  
  ミニプランからベストプランへ移行する際の割引キャンペーンなどが行われている場合もあります。

こうした点を理解したうえで、自分の利用状況（データ量・通話量）を考えて新プランに移行するかを判断するのがいいと思います。

このように、旧プラン（ミニプラン・スマホプラン）と現行プラン（ベストプラン・ベストプランV）には、容量・料金・速度制限・通話機能などで大きな違いがあります。

そこで次では、スマホプランからベストプランへの変更メリット・デメリットを見ていきます。

LINEMOのスマホプランからベストプランに変更するメリット・デメリット

LINEMOの旧プラン「スマホプラン」（月20GB・2,728円）を使っている人の中には、「ベストプランに変えた方がいいのかな？」と迷っている人も多いですよね。

そこでここでは、スマホプランからベストプランへ変更するメリットとデメリットをそれぞれ解説します。

ベストプランに変更するメリット

1. 料金が自分の使い方に合わせて安くなる可能性がある
   
   LINEMOのベストプランは、データ使用量に応じて料金が変わる段階制で、3GBまでなら990円、10GBまででも2,090円です。
   
   つまり、毎月20GBも使わない人なら、スマホプラン（2,728円）より確実に安くなるんです。
   
2. LINEのデータ通信が使い放題のまま継続
   
   ベストプランも旧プランと同じく「LINEギガフリー」対応で、LINEのトークや通話、スタンプの送受信ではデータを消費しません。
   
   そのため、LINEを中心に使う人なら、通信量の心配をせずに使い続けられます。
   
3. 契約縛りなし・事務手数料なしで切り替え可能
   
   ベストプランへの変更はオンラインで完結します。そのため、店舗に行く必要はなく、My Menuから手続きすればOKです。
   
   もちろん、契約解除料や事務手数料はかかりません。
   
4. 通話オプションを自由に追加できる
   
   LINEMOのベストプランでは、5分かけ放題（550円）または無制限かけ放題（1,650円）のオプションを追加できます。
   
   旧スマホプランでも同じ通話料（22円／30秒）でしたが、ベストプランなら必要に応じて柔軟に設定できるので、LINEMOのスマホプランの通話料の負担を減らすこともできます。

ベストプランに変更するデメリット・注意点

1. 20GBより多く使う人は割高になる可能性がある
   
   ベストプランの最大容量は10GBまでなので、スマホプランの20GBに慣れている人にとっては物足りないかもしれません。
   
   そのため、20GB以上使いたい場合は、上位の「ベストプランV（30GB・2,970円）」を選ぶ必要があります。
   
2. 段階制料金のため、毎月の金額が変動する
   
   ベストプランは使ったデータ量に応じて990円／2,090円に変わるので、月によって支払い金額が変わるのが気になる人もいます。
   
   そのため、　「一定の料金で安心して使いたい」という人には、固定料金のスマホプランのほうがわかりやすかったかもしれません。
   
3. 速度制限がやや厳しくなった
   
   スマホプランでは、20GBを超えると最大1Mbpsで通信できましたが、ベストプランでは10GBを超えると最大128kbpsまで下がります。
   
   それにより動画や画像の読み込みは遅くなるため、速度を重視する人には注意が必要です。
   
4. 自動切り替えは行われない
   
   旧スマホプランからベストプランへの変更は自動では行われず、手動でMy Menuから申し込む必要があります。
   
   そして、変更月の翌月から新プランが適用されるため、タイミングを見て手続きするのがポイントです。

スマホプランからベストプランへ切り替えるタイミングの目安

「変更するならいつがいいの？」という人も多いですよね。目安としては、次のような方なら切り替えを検討する価値があります。

• 月の通信量が 10GB以下の月が多い人
• 通話は主にLINE通話を使っている人
• 料金をとにかく安くしたい人
• 通信速度よりもコスパ重視の人

逆に、毎月20GB近く使う人や、安定した高速通信を重視する人は「ベストプランV（30GB）」を検討すると良いと思います。

このように、LINEMOのスマホプランからベストプランへの変更は、使い方次第で大きな節約にもなります。

ただし、通信量が多い人にとってはやや容量が少ないため、自分の利用状況を確認してから選ぶのがポイントです。

詳しい条件や変更手順は、LINEMO公式サイトで確認できます。

LINEMOのミニプランからベストプランへの切り替えはお得？違いを比較

「LINEMOのミニプランを使っていたけど、ベストプランに変えた方がいいの？」

そんな疑問を持っている人も多いですよね。

ミニプランはLINEMOの中でも人気が高い“格安プラン”でしたが、2024年7月に新規受付を終了し、現在は「ベストプラン」に切り替わっています。

そこでここでは、2つのプランの違いや切り替え時の注意点をわかりやすく解説します。

ミニプランとベストプランの主な違い

まずは、旧ミニプランと現行ベストプランの基本的な違いを比較してみましょう。

項目	ミニプラン	ベストプラン
月額料金（税込）	990円（3GB）	990円（3GB）／2,090円（10GB）
データ容量	3GB固定	3GB／10GBの2段階制
通話オプション	5分かけ放題：＋550円 無制限かけ放題：＋1,650円	同じ内容
データ超過後の速度	最大300kbps	最大128kbps（10GB超過後）
新規受付	終了（2024年7月29日）	受付中（現行プラン）

こうして見ると、ベストプランは料金そのままで上位の10GBプランが選べるようになった点が大きな違いです。

一方で、速度制限の上限値が300kbps → 128kbpsと少し厳しくなっているので、この部分を「改悪」と感じる人もいるかもしれません。

ミニプランからベストプランに変えるメリット

1. データ容量が最大10GBまで増やせる
   
   LINEMOのミニプランとベストプラン違いの中で一番大きいのは、使えるデータ量です。
   
   ミニプランでは3GB固定でしたが、ベストプランなら必要に応じて10GBまで拡張できるので、毎月3GBでは少し足りない…という人には、明らかな改善ポイントです。
   
2. 料金は変わらず、内容が充実
   
   月額990円で3GBを使える点はそのままで、さらに、LINEギガフリー対応や5分かけ放題オプションも継続されています。
   
   つまり、料金はそのままで「選べる幅が広がった」というイメージですね。
   
3. 申し込み手続きが簡単で、即日反映される
   
   ミニプランからベストプランへの切り替えは、My Menuからオンラインで行えます。
   
   そのため、店舗や電話での手続きは不要で、変更申請後、最短で翌月から適用されます。
   
   契約手数料や違約金もかかりません。
   
4. キャンペーンでさらにお得になる場合も
   
   時期によっては、「LINEMOのミニプランからベストプランに変更」した人を対象に、PayPayポイント還元などのキャンペーンが行われることがあります。
   
   そのため、変更前にLINEMO公式サイトのキャンペーンページを確認しておくのがおすすめです。

ミニプランを使い続ける場合のデメリットと注意点

ミニプランはコスパが良い一方で、次のようなデメリットがあります。

• データ容量が3GBまでしかない
  
  容量が少ないため、動画や音楽をよく使う人には不向きで、毎月の通信量が4〜5GBを超える人は、頻繁に低速モード（300kbps）に切り替わってしまいます。
  
• 速度制限中の快適さが下がる
  
  300kbpsではSNSや地図アプリが重く感じることがあります。ベストプランなら10GBまで高速通信できるため、体感的な快適さが大きく違います。
  
• 今後のサポート終了リスク
  
  LINEMOのミニプランはすでに新規受付を終了していて、今後は段階的にサポートが縮小される可能性もあります。
  
  そのため、早めに現行プランへ切り替えるのがおすすめです。

また、通話料も旧プランと同じく22円／30秒で、特別な割引はありません。LINE通話をメインで使う人には気になりませんが、電話をよく使う人は通話オプションを追加した方が安心です。

このあたりのLINEMOのミニプランの通話料の仕組みも、ベストプランとほぼ共通です。

どんな人がベストプランに向いている？

最後に、ミニプランからベストプランに変えた方がいい人の特徴をまとめると次のとおりです。

• 月3GB以上使う月が多い人
• Wi-Fi環境がなく、外出時もデータ通信をよく使う人
• 通話はLINE中心で、オプション通話はほとんど使わない人
• 今後もLINEMOを長く使いたい人

逆に、

「毎月2GB程度しか使わない」「速度は遅くても料金を最安にしたい」

という人は、ミニプランをそのまま継続しても問題ないと思います。

このように、LINEMOのミニプランからベストプランへの切り替えは、ほとんどの人にとって「内容が充実してお得になる」改善です。

ただし、通信量が少ないライトユーザーなら、無理に変更せず現状維持でも大丈夫です。

詳細な料金・条件・キャンペーンはLINEMOの公式サイトで確認できます。

LINEMOの料金プランのシミュレーションは使える？

LINEMOの公式サイトには、ユーザーが入力して試算できる「料金シミュレーションのページ」は存在していません。

そのため、「データ量や通話時間を入力して月額料金を自動で計算する」といった使い方はできません。

過去には「料金プラン見直し診断」という名称で、利用状況に応じたおすすめプランを提示する仕組みがありましたが、現在はメンテナンス中で利用できない状態です。

代わりに「料金プラン比較ページ」で目安を確認できる

とはいえ、LINEMOの公式サイトには、各プランの料金や特徴を一覧で比較できるページがあるので、そこで、自分の使い方に合わせておおよその料金を確認することができます。

たとえば：

• 月3GBまで → ベストプラン（990円）
• 月10GBまで → ベストプラン（2,090円）
• 月30GBまで → ベストプランV（2,970円）

通話オプション（5分かけ放題／無制限かけ放題）を付ける場合は、それぞれ＋550円または＋1,650円が加算されます。

このように、シミュレーション機能がなくても料金体系がシンプルなので、計算は比較的わかりやすい設計です。

非公式のシミュレーションサイトを使う場合の注意点

インターネット上には「LINEMOの料金シュミレーション」という名称で、他社が作成した試算ツールを掲載しているサイトもあります。

ただし、これらはLINEMO公式のサービスではないため、最新のキャンペーン割引やPayPay特典などが反映されていない場合があります。

そのため、あくまで“おおまかな目安”として利用するのが安全です。

最終的な正確な金額を知りたい場合は、必ずLINEMO公式サイトの料金プランページで確認しましょう。

今後の「料金プラン見直し診断」の再開予定について

LINEMO公式では、「料金プラン見直し診断」についてサービス再開を検討中としています。時期はしっかり書かれていませんが、将来的には再び利用できるようになる可能性があります。

そのため、最新情報を知りたい場合は、LINEMO公式サイトの「サポート」ページを定期的にチェックしておくのがおすすめです。

このように、LINEMO料金シミュレーションは現在停止中ですが、代わりに料金表や比較ページを使えば、ほとんどの人が自分に合ったプランを見つけられます。

シンプルな料金体系なので、難しい計算をしなくてもおおよその目安を出すことができるのはうれしいですね。

LINEMOの料金プランにデメリットはある？向かない人のタイプも解説

・この章の要点まとめ

	要点
LINEMOの料金プランのデメリット・注意点	データ繰り越しができず、通話オプションは別料金（※ベストプランVを除く）。最大30GBまでの容量制限があり、家族割・セット割も非対応。追加データ（1GB＝550円）は割高。
LINEMOの料金プランのメリット	料金がシンプルで税込990円から使える。LINEギガフリー対応で通信量を気にせず利用可能。事務手数料や解約金も0円で、ベストプランVは5分通話付きでコスパが高い。
LINEMOが向かない人の特徴	大容量通信・長時間通話・家族割を利用したい人には不向き。データ繰り越しがないため、使用量にムラがある人にも不便。
LINEMOが向いている人の特徴	スマホ代をできるだけ抑えたい人、LINE中心で通信量が少ない人、契約や解約をオンラインで完結させたい人におすすめ。

LINEMOは料金が安く、シンプルに使えることで人気ですが、「実際に使ってみると、デメリットもあるの？」と気になる人も多いですよね。

そこでこの章では、LINEMOの料金プランで注意したいポイントをわかりやすく解説します。

どんな人に向かないのか、また逆にどんな人にはピッタリなのかも紹介するので、契約前の判断材料にしてみてください。

・この章を読んでわかること

LINEMOの料金プランのデメリット・注意点

LINEMOは月額料金の安さやシンプルさが魅力ですが、実際には LINEMOデメリット として知っておくべき点もいくつかあります。

そこで以下で、特に注意しておきたいポイントを順番に解説します。

データ繰り越しができず、使い切り型のプラン設計

LINEMOでは、使い切れなかったデータを翌月に繰り越すことはできません。

たとえば、3GBプランなのに月末時点で1GB余っていても、それは消えてしまいます。

この「使い切り」の仕様は、LINEMOデメリットとしてもっとも指摘される部分です。そのため、データ使用量に波がある人には、余裕を持たせたプラン選びが必要になります。

通話オプションが別料金で、通話頻度が高い人は割高になる

LINEMOのベストプランでは、通話は30秒あたり22円の従量制です。

そのため、よく電話を使う人は、5分かけ放題（＋550円）や無制限かけ放題（＋1,650円）などのオプションを追加する必要があります。

ただし、ベストプランVには5分以内の国内通話無料が標準で含まれています。

そのため、短い電話を頻繁に使う人にはベストプランVの方が割安になりやすいと思います。

ただし、5分を超える通話が多い場合や、オプションを追加する場合はトータルコストが上がるため、LINEMOのデメリットとして「通話料金の自由度が低い」という点を押さえておくと安心です。

無制限レベルの大容量利用には不向き（ベストプランVでも最大30GB）

LINEMOの最上位プランであるベストプランVでも、月30GBが上限です。そのため、無制限プランを必要とするような大容量通信ユーザーにとっては、容量不足を感じる可能性があります。

たとえば、動画視聴、オンラインゲーム、大量のファイルダウンロードを頻繁に行う人には、30GBではすぐに足りなくなる場合もあります。

この点も多くの人が挙げるLINEMOのデメリットの一つです。

家族割・セット割など他社のような料金割引がない

LINEMOは格安ブランドとして提供されているため、家族割・おうち割などのセット割引は適用されません。つまり、家族で同じ回線を使って割安にしたい人にとっては、不利な点になります。

このような割引制度の非対応は、LINEMOのデメリットとして見落とされがちですが、総額で他社との差が出る可能性があります。

追加データ購入（550円/1GB）が割高になりやすい

もし月のデータ量が足りなくなった場合、LINEMOでは 1GBあたり550円 で追加購入できます。しかし、この価格設定は頻繁に追加する人には割高になりやすいです。

たとえば、毎月複数回追加していると、定額プランとの差が縮まり、コスト面で不利になる可能性があります。

これもまた、契約前に知っておきたい LINEMOのデメリットの一つです。

LINEMOの料金プランのメリット

LINEMOはデメリットもある一方で、料金のわかりやすさとコストパフォーマンスの高さが大きな魅力です。

そこでここでは、実際にユーザーから評価されているポイントを紹介します。

料金がシンプルで無駄がなく、税込990円から使える

LINEMOは、3GBで月990円から使えるシンプルな料金設計になっていて、プランが2種類（ベストプラン／ベストプランV）に絞られているため、迷うことがありません。

そして、使ったデータ量に応じて自動的に料金が変わる「段階制」を採用しているのもうれしいポイントで、「毎月そんなに使わない月もある」という人にはぴったりの仕組みです。

LINEギガフリーでトーク・通話がデータ消費ゼロ

LINEMO最大の特徴が「LINEギガフリー」で、LINEアプリでのトーク、音声通話、ビデオ通話、画像やスタンプの送受信などが、すべてデータ通信量にカウントされません。

そのため、データ残量を気にせずLINEを使えるのは大きな安心ポイントで、特に学生や家族とのやりとりがLINE中心の人にとって、通信制限を気にせず使えるのはうれしいですね。

他社よりも事務手数料や初期費用が安く始めやすい

LINEMOはオンライン専用ブランドのため、契約手続きがすべてネットで完結します。

そして、契約事務手数料やSIM発行手数料などの初期費用はすべて無料なので、「とりあえず試してみたい」という人でも気軽に始められます。

さらに、契約期間の縛りもなく、解約時の違約金もありません。

気軽に契約できて、いつでもやめられるという自由度の高さもメリットです。

ベストプランVは30GB＋5分通話付きでコスパが高い

LINEMOの「ベストプランV」は、月30GBで2,970円（税込）で、さらに、5分以内の国内通話が無料で含まれているため、別途通話オプションを追加する必要がありません。

同容量のプランを他社で契約した場合、3,000円を超えることも多く、この内容で2,970円という価格設定はかなりお得です。

そのため、中容量〜大容量ユーザーにとって、コストと快適さのバランスが取れたプランです。

契約縛りや解約金がないため、気軽に試せる

LINEMOには最低利用期間や解約金がありません。そのため、「他社から乗り換えてみたけど合わなかった」という場合でも、違約金なしで解約できます。

また、eSIMにも対応しているため、申し込みから開通まで最短30分程度で、スマホに詳しくなくても簡単に始められる設計になっています。

LINEMOはオンライン専用ブランドですが、サポートチャットも整っており、困ったときに相談できる環境も整っています。

このように、LINEMOは「安い・簡単・自由」という3拍子がそろった通信ブランドなので、LINEMOのデメリットが気になる人でも、料金の透明性や使いやすさを重視するなら、十分に満足できる内容と言えます。

LINEMOの料金プランが向かない人の特徴

LINEMOは料金の安さとシンプルさが魅力ですが、すべての人にぴったり合うわけではありません。

そこでここでは、実際に使ってみると不便に感じやすい人の特徴を紹介します。

通話やデータを多く使う人（トータルコストが高くなりやすい）

通話時間が長かったり、毎月30GB以上のデータを使う人は、LINEMOよりも他社の大容量プランの方が割安になることがあります。

ベストプランVでも30GBが上限なので、動画やゲームをたくさん使う人には容量不足になりやすいです。

また、ベストプランの場合は通話オプションが別料金なので、通話時間が長い人はトータルコストが上がりやすくなります。

このように、LINEMOのデメリットとして「使い方によっては高くつく」点は覚えておくと安心です。

家族割・セット割でお得に使いたい人

LINEMOはソフトバンクの格安ブランドですが、親会社であるソフトバンクやワイモバイルのような「家族割」や「ネットとのセット割」は使えません。

たとえば家族全員でスマホを契約している人や、ソフトバンク光を利用している人は、セット割があるワイモバイルの方が結果的に安くなるケースがあります。

以下の記事では、ワイモバイルの光セット割「おうち割光セット」について詳しく解説しています。

光セット割はかなりお得な割引なので、ソフトバンク光やソフトバンクエアーを利用しているか、利用しようと思っている方は、是非チェックしておくことをおすすめします。

参考▶ワイモバイルのおうち割光セットを詳しく解説した記事はこちら

家族全員でまとめてお得に使いたい人にとっては、ここもLINEMOのデメリットの一つと言えます。

以下の記事ではワイモバイルの家族割について詳しく解説しています。

家族割を利用するとワイモバイルはかなりお得に利用できるので、家族で回線をまとめようと思っている方はチェックしておくことをおすすめします。

参考▶ワイモバイルの家族割を詳しく解説した記事はこちら

毎月データ量の変動が大きく、繰り越しを重視する人

「今月はあまり使わなかったけど、来月は出張で使いそう」というように、データ使用量が月によって大きく変わる人にも、LINEMOは少し不向きです。

LINEMOはデータ繰り越しができないため、余った容量は翌月に持ち越せません。そのため、使わなかった分が無駄になるのが嫌な人には、繰り越しがある格安SIM（たとえばUQモバイルやIIJmioなど）の方が向いています。

この「繰り越しなし」仕様はシンプルで分かりやすい反面、柔軟性を求める人にとってはLINEMOのデメリットと感じやすい部分です。

まとめると、

• 通話やデータ通信を多く使う人
• 家族割やネット割を使いたい人
• データ繰り越しを重視する人

これらに当てはまる人は、LINEMOよりも他社プランの方が満足度が高くなりやすいです。

LINEMOの料金プランが向いている人の特徴

LINEMOは「スマホ代を安くしたい」「シンプルに使いたい」という人にはぴったりのブランドです。

そこでここでは、LINEMOを選んで満足しやすい人の特徴を紹介します。

スマホ料金をできるだけシンプル・低コストに抑えたい人

LINEMOの魅力はなんといっても、月額990円から使えるわかりやすい料金で、余計なオプションや割引条件がなく、申し込みも簡単です。

そのため、「スマホ代をとにかく安くしたいけど、通信品質は妥協したくない」という人に向いています。

ソフトバンク回線を利用しているため、通信速度や安定性も高水準です。

LINE中心の利用で、通信量をあまり使わない人

LINEでのトークや通話がメインの人にとって、LINEギガフリーは非常に相性が良いです。

LINEでいくら通話してもデータ消費がゼロなので、通信量をほとんど使わない人なら「3GBで足りる」「990円で十分」という場合も多いです。

特に学生や主婦、家族とのやりとりがLINE中心の人にとっては、コスパの良さを実感しやすいプランです。

契約や解約をオンラインで完結させたい人

LINEMOは店舗を持たないオンライン専用ブランドなので、申し込みから開通までスマホ1台で完結でき、最短30分ほどで利用を開始できます。

契約事務手数料や解約金も0円なので、「試しに使ってみよう」という感覚でも始めやすいのが特徴です。

サポートもチャット中心で、困ったときはオペレーターに直接相談できます。

店舗に行く手間を省きたい人や、ネット手続きに抵抗がない人には最適なブランドです。

まとめ

LINEMOは、

• スマホ料金をできるだけ安くしたい人
• LINE中心で通信量が少ない人
• オンラインで完結したい人

こうした「手軽さ・シンプルさ・安さ」を求める人にぴったりです。

一方で、データを多く使う人や家族割を利用したい人は不向きな場合もありますが、自分の使い方に合えば、これほどコスパの高いプランはなかなかありません。

LINEMOの料金プランをソフトバンク・ワイモバイル・ahamoと比較

・この章の要点まとめ

ブランド	月額料金（税込）	データ容量	通話内容	サポート体制	向いている人
ソフトバンク	7,425円（割引後4,928円〜）	実質無制限（200GB超で速度制限）	オプションで5分・かけ放題選択可	店舗サポートあり／割引制度多数	対面で相談したい・家族割を使いたい人
ワイモバイル	2,365〜4,565円	S：5GB／M：30GB／L：35GB	通話オプション追加可	店舗対応あり／家族割・おうち割対応	家族でお得に使いたい人
LINEMO	990円（3GB）〜2,970円（30GB）	ベストプラン／ベストプランV	Vプランは5分通話無料付き	オンライン専用（店舗なし）	安く・シンプルに使いたい人
ahamo	2,970円（30GB）／4,950円（110GB）	30GB／110GB（大盛り）	5分通話無料付き	オンライン専用（アプリ中心）	通信エリア重視・ドコモ回線を使いたい人

スマホ料金を見直すとき、

「ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOの違いが分からない」
「LINEMOとahamo、どっちを選ぶべき？」

──そんなふうに迷う人は多いと思います。

実は、この2つの比較には少し性格の違いがあります。

同じソフトバンク系のLINEMO・ワイモバイル・ソフトバンク本体の比較では、“サポートや割引の有無”の違いがポイントになります。

一方で、LINEMOとahamoの比較は、どちらもオンライン専用・30GB前後・2,970円・5分通話無料という共通設計で、“内容が似ているからこそ、どちらが使いやすいか”がポイントになります。

そこでこの章では、この2つの比較軸をわかりやすく整理しながら、それぞれの特徴とおすすめの選び方を解説します。

・この章を読んでわかること

LINEMOの料金プランをソフトバンクやワイモバイルと比較

ソフトバンク系列では、ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOの3つのブランドから選べます。

どれも同じソフトバンク回線を使っていますが、料金・サポート・割引の仕組みがまったく異なります。

そこでここでは、「ソフトバンク料金プランLINEMO」を中心に、それぞれの特徴を解説していきます。

LINEMOとソフトバンクの料金プランの違い

ソフトバンクは、家族割や店舗サポートを重視する人向けのフルサービス型ブランドです。

たとえば、主力プランの「メリハリ無制限＋」は月額7,425円（税込）で、家族割やおうち割を使えば実質4,928円程度に下げることもできます。

一方、LINEMOはオンライン専用の低価格プランで、3GBのベストプランなら月990円、30GBのベストプランVでも月2,970円と非常にシンプルです。

そして、LINEアプリの通信がデータ消費ゼロの「LINEギガフリー」も魅力です。

つまり、ソフトバンクは“対面サポートと割引重視”、LINEMOは“シンプルで安さ重視”という違いがあります。

LINEMOとワイモバイルの料金プランの違い

ワイモバイルは、店舗サポートを残した中間タイプのブランドです。

最新の「シンプル3」プランでは、S（5GB）・M（30GB）・L（35GB）の3種類から選べ、料金は月2,365円〜4,565円（税込）になっています。

LINEMOと比べるとやや高めですが、家族割・おうち割 光セットを使うと1人あたり最大1,100円引きになるため、家族で使う人にはお得です。

一方で、LINEMOはオンライン専用なので店舗サポートはありませんが、その分、余計な割引条件なしで誰でも同じ料金で使えるのが特徴です。

どちらが安い？コスパ・通信品質・サポート体制を比較

料金だけを見ると、LINEMOが圧倒的に安いです。

しかし、サポートや割引を重視するならワイモバイルやソフトバンクが有利な場合もあります。

ブランド	月額料金（税込）	容量	通話特典	サポート体制
ソフトバンク	7,425円（割引後4,928円）	実質無制限	5分・かけ放題オプション有	店舗対応あり
ワイモバイル	2,365〜4,565円	5GB〜35GB	通話オプション追加可	店舗対応あり
LINEMO	990〜2,970円	3GB〜30GB	5分無料（Vプラン）	オンラインのみ

結論として、

• 1人で安く使いたいならLINEMO
• 家族で割引を使いたいならワイモバイル
• 対面サポートまでサポートがたっぷり必要ならソフトバンク

という選び方がおすすめです。

LINEMOの料金プランをahamoと比較！料金・速度・通話でどっちがいい？

LINEMOとahamoは、どちらも大手キャリア（ソフトバンクとドコモ）が提供するオンライン専用プランで、手続きがネット完結、店舗対応なし、そして料金がわかりやすいという共通点があります。

ただし、よく似ているようで、実際には料金・通信品質・サポート体制に違いがあります。

そこでここでは、「ソフトバンク系のLINEMO」と「ドコモ系のahamo」を詳しく比べてみます。

料金・データ容量の違い

まず料金を比較すると、どちらも月2,970円（税込）で30GB＋5分通話無料という点は同じです。

ブランド	月額料金（税込）	データ容量	通話内容
LINEMO（ベストプランV）	2,970円	30GB	5分通話無料付き
ahamo	2,970円	30GB	5分通話無料付き

つまり、料金面ではほぼ差がありません。

ただし、LINEMOには3GB・月990円の「ベストプラン」もあり、ライトユーザーに向いた低価格プランが選べる点が強みです。

一方で、ahamoは大盛りオプション（+80GB、月1,980円）をつけて、月110GBまで容量を増やせるので、大容量対応ができる点が強みです。

通信品質・速度の違い

通信品質はどちらも本家キャリアと同等で、安定しています。ただし、エリアと傾向には少し違いがあります。

• LINEMO（ソフトバンク回線）：都市部での通信速度が非常に安定。混雑時でも速い傾向。
  
• ahamo（ドコモ回線）：地方や山間部のエリアカバーが広く、全国的に通信が安定。

つまり、都市部中心ならLINEMO、地方や郊外でも使うならahamoが向いています。

通話・オプション・サポートの違い

通話面は両ブランドとも5分以内の通話が無料で、オプションで「かけ放題」も追加できます。

ちなみに、LINEMOの通話オプションは＋1,650円／月、ahamoも同額です。

一方で、サポート面では大きく違いがあり、LINEMOはチャット中心のオンライン対応、ahamoは「My docomo」アプリ内での手続きサポートがやや充実しています。

結論：どっちを選ぶべき？

比較項目	LINEMO	ahamo
月額料金	◎990円〜2,970円（柔軟に選べる）	○2,970円固定
通信品質	◎都市部に強い（ソフトバンク回線）	◎全国的に安定（ドコモ回線）
サポート	△オンラインのみ	○アプリ内手続きがやや簡単
通話	◎5分無料・かけ放題追加可	◎5分無料・かけ放題追加可

どちらもコスパは非常に高いですが、

• 都市部中心で安さ重視ならLINEMO
• 通信エリアの広さや安定性を重視するならahamo

という選び方がわかりやすいです。