ahamoを家族一人だけ使うメリットと注意点！申し込み方法も解説！

「家族みんながドコモのahamo以外のプランを使っているのに、一人だけahamoにするのはお得？」と気になる方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、家族の中で一人だけahamoを利用する場合のメリットや注意点、また、申し込み方法を分かりやすく解説します。

・この記事を読んでわかること

ahamoを家族一人だけ使うメリット

家族全員でドコモを利用している中で、1人だけahamoに切り替えるのは賢い選択肢と言えるのか、気になりますよね。

そこでここでは、ahamoを家族の1人だけが利用する場合の4つのメリットを詳しく解説します。

・この章を読んでわかること

メリット1：月額料金の節約になる

ahamoは、月額2,970円（税込）で30GBのデータ通信が利用できる非常にコスパの良いプランです。

一方、ドコモの「eximo」プランで同じ30GB以上を利用する場合、無制限プランの料金が適用されます。

この無制限プランの料金は家族割引（みんなドコモ割）を適用しても月額6,765円（税込）です。

・ahamoと「eximo＋家族割」での料金比較

このように、ahamoに切り替えることで、月々3,795円の通信費を削減することができます。

年間では45,540円もの節約効果があるので、かなり助かりますよね。

ちなみに、ahamoの30GBプランは、データ使用量が「中程度〜やや多い人」でも安心して利用できる容量で、家族全体の通信費を抑えつつ快適な通信環境を維持するのに適しています。

また、動画やSNSを楽しむだけでなく、日常的なウェブ閲覧やオンライン会議も十分行うことができます。

＜毎月30GBでできること＞

・動画視聴

• YouTube（中画質 720pの場合）：約20時間視聴することができる
• YouTube（低画質 360pの場合）：約42時間視聴することができる

そのため、たとえば週末に映画2本（約4時間）を中画質で観ても、月に十分な余裕が残ります。

・SNSの利用

• Instagram：画像や短い動画の閲覧 → 毎日1時間使っても、月間4.5GB程度の消費で済む
• Twitter：テキストや画像の閲覧 → 毎日1時間使っても、月間1.5GB程度の消費で済む
• LINE：テキスト中心のやり取り → 毎日何時間行っても30GBではほぼ問題にならない

・その他の用途

• ウェブ閲覧 → 1時間で約10MB消費（テキストや画像中心の場合）
• オンライン会議（Zoomなど） → 約1時間で1GB消費

このように、1ヶ月で30GBあれば、動画やSNSを楽しむだけでなく、日常的なウェブ閲覧やオンライン会議も十分行うことができます。

メリット2：高品質なドコモ回線を利用できる

ahamoは、ドコモ回線をそのまま利用するため、通信品質が非常に良いのが特徴です。

都市部や郊外、さらには山間部や地方でも安定した通信ができるので、格安SIMにありがちな速度低下の心配が少ない点が魅力です。

また、5Gにも対応していて、高速通信や大容量データの利用も快適に行えます。

そのため、通勤時間の動画視聴や旅行中の地図アプリの利用など、さまざまな状況でストレスなく通信を楽しむことができます。

メリット3：5分以内の国内通話なら無料！

ahamoには、家族1人だけが使う場合でもメリットとなる「5分以内の国内通話が無料のサービス」が標準で含まれています。

そのため、家族間でのちょっとした連絡や、飲食店・病院の予約などを気軽に行うことができます。

さらに、通話をもっと利用したい人には、月額1,100円（税込）で国内通話が無制限になるオプション「かけ放題オプション」を追加することもできるので、長時間の通話が多い場合でも安心です。

このように、短い通話が多い人には無料分だけで十分な場合が多く、頻繁に通話をする人でも柔軟に対応できる点は、1人だけahamoを使う場合でも家族全体の通信費を抑えるメリットにつながります。

メリット4：ドコモのファミリー割引の引き継ぎができて家族割のカウント対象のまま！

ahamoは、ドコモのファミリー割引グループを引き継ぐことができるため、家族割引のカウント対象から外れることはありません。

これにより、家族全員で適用される「みんなドコモ割」では、最大1,100円の割引が維持されます。

・家族割の「対象」と「カウント」の違い

ただし、ahamo自体には「みんなドコモ割」の割引は適用されない点に注意が必要です。

＜家族4人の場合の毎月の通信費＞

• 父：ドコモ「eximo」 → 月額6,765円（税込）
• 母：ドコモ「eximo」 → 月額6,765円（税込）
• 子ども1：ドコモ「irumo（3GB）」 → 月額2,167円（税込）
• 子ども2：ahamo → 月額2,970円（税込）

この場合、

• みんなドコモ割の適用額：3回線分（eximo2回線＋irumo1回線）で、1,100円×3＝3,300円の割引が適用
• 「ahamoの子ども2」には割引が適用されず、月額料金2,970円は変わらない

また、ファミリー割引により家族間の通話が無料になる特典もそのまま利用できるため、家族間での連絡が多い家庭でも安心です。

ただし、ドコモユーザーからahamoユーザーへの通話は無料で利用できますが、逆にahamoユーザーからドコモユーザーの家族へ発信する通話は5分以上になると無料にならないため、この点にも注意が必要です。

＜父（eximo）と子供（ahamo）で電話する場合＞

• 父（eximo契約）→子ども（ahamo契約）：無料（ファミリー割引特典）
• 子ども（ahamo契約）→父（eximo契約）：無料にならない（5分を越える時は通話料が発生）

ドコモの家族割から一人だけ抜けてahamoに変更する際の注意点

ドコモの家族割から一人だけ抜けてahamoにする場合、いくつかのデメリットや注意点があるので、以下で詳しく解説していきます。

・この章を読んでわかること

家族に5分以上の国内通話をすると有料！ただし、家族からの通話は無料！

ahamoにプラン変更すると、ドコモの家族割で提供されていた家族間の無料通話特典は適用されなくなります。

しかし、ahamoの基本プランでは、5分以内の国内通話が無料となっているので、5分以内の国内通話であれば、無料でかけることができます。

ただ、5分を超えた場合には30秒ごとに22円（税込）の通話料が発生するため、家族と長時間通話することが多い場合は、月額1,100円（税込）の「かけ放題オプション」を利用することで追加の通話料を抑えることができます。

一方で、家族がドコモの回線を利用している場合、ahamoユーザーへの通話は引き続き無料です。

そのため、家族1人だけがahamoへプラン変更しても、家族間の通話料を一定程度抑えることができます。

契約者と利用者が異なる場合、利用者が成年だとahamoにプラン変更できない

家族全員でドコモを使っていて、契約している人（親など）とは別の人（子供など）がahamoにプラン変更したいとします。

そのとき、ahamoに変更したい人（利用者）が未成年の場合は、契約している人（契約者）がオンラインで手続きを進めることで、問題なくahamoにプラン変更ができます。

しかし、ahamoにプラン変更したい人が成年（満20歳以上）の場合は、そのままではahamoにプラン変更はできないので、注意が必要です。

というのも、ahamoは契約者本人が利用することが前提になっているプランだからです。

＜成人の利用者がahamoにプラン変更する流れ＞

1、契約者変更（譲渡手続き）を行う

利用者が契約者としてahamoに変更するには、まず現在の契約者（例：親）から契約を譲り受ける「譲渡手続き」を行います。

そのため、現在の契約者が利用者と一緒に、ドコモショップに行く必要があります。

そのとき、本人確認書類（運転免許証、マイナンバーカードなど）と支払い方法に必要な情報（クレジットカードまたは銀行口座情報）を忘れないようにしましょう。

これで、これまで利用者だった人が正式な契約者になることができます。

2、ahamoにプラン変更

契約者に変更ができていれば、ahamoへのプラン変更はオンラインで行うことができます。

無料サポートはオンラインのみになってしまう

ドコモの家族割から1人だけ抜けてahamoに変更する場合、ahamoに変更した人へのサポートはオンライン限定になります。

そのため、ドコモショップや電話での相談は利用できず、手続きやトラブルが起こった時の解決は公式サイトやアプリ上で行う必要があります。

特に、チャットサポートがメインになるため、スマホやオンラインの操作に慣れていない人がahamoにする場合は負担を感じることもあるため、注意しましょう。

ahamoをドコモの家族割の主回線にはできない

ahamoはドコモの家族割の対象外プランのため、ドコモの家族割の主回線をahamoに変更すると家族割のグループが維持できなくなってしまいます。

＜主回線の人がahamoに変更したい場合の対応方法＞

1、主回線を別の家族に変更する

主回線をahamo以外のドコモ契約者に変更することで、家族割グループを維持できます。そのため、ドコモショップまたはMy docomoで主回線を他の家族に指定変更してください。

• 必要な書類
  契約者の本人確認書類と、変更先の家族関係が証明できる書類（住民票など）。

2、主回線をahamo以外の家族に譲渡後、ahamoに変更

主回線を他の家族に引き継いだ後、ahamo公式サイトでプラン変更を申し込みましょう。

ahamoを家族一人だけ申し込む方法

ここでは、家族全員でドコモを使っていた家族のうち、一人だけahamoに申し込む方法を解説します。

その際、ahamoにするのが契約者なのか、利用者なのか、また、成年か未成年かで対応が異なるので、分けて解説します。

・この章を読んでわかること

未成年の利用者がahamoに申し込む場合

ahamoに変更したい人（利用者）が未成年の場合は、契約している人（契約者）がオンラインで手続きを進めることで、問題なくahamoにプラン変更ができます。

＜ahamoにプラン変更する手順＞

1. ahamo対応端末の確認
   まず、利用している機種がahamoに対応しているか確認しましょう。
   ＞ahamoの対応機種はこちら
2. My docomoにログイン
   ドコモ公式サイトまたはアプリ「My docomo」へアクセスしてログインしてください。
3. プラン変更手続き
   「料金プラン」または「契約内容の変更」メニューから、ahamoへの変更手続きを選択し、ahamoプランの内容や注意事項を確認し、手続きに必要な情報を入力してください。
4. 手続き完了
   手続き完了後、ahamoプランが適用されます
   ⇒通常、即日または翌日に反映されます。

成年（満20歳以上）の利用者がahamoに申し込む場合

ahamoは契約者本人しかahamoに申し込めないため、満20歳以上の利用者がahamoを申し込む場合、まず利用者から契約者に変更してから、ahamoにプラン変更する必要があります。

1、契約者変更（譲渡手続き）を行う

利用者が契約者としてahamoに変更するには、まず現在の契約者（例：親）から契約を譲り受ける「譲渡手続き」を行います。

そのため、現在の契約者が利用者と一緒に、ドコモショップに行く必要があります。

そのとき、本人確認書類（運転免許証、マイナンバーカードなど）と支払い方法に必要な情報（クレジットカードまたは銀行口座情報）を忘れないようにしましょう。

これで、これまで利用者だった人が正式な契約者になることができます。

2、ahamoにプラン変更

契約者に変更ができていれば、ahamoへのプラン変更はオンラインで行うことができます。

＞ahamoにプラン変更する具体的な手順

主回線の人がahamoに変更したい場合

ahamoはドコモの家族割の対象外プランのため、ドコモの家族割の主回線の人がahamoに変更してしまうと家族割のグループが維持できなくなってしまいます。

そのため、まず主回線を別の家族に変更してから、元主回線の方はahamoにプラン変更しましょう。

＜主回線の方がahamoにプラン変更する手順＞

1. 主回線を別の家族に変更
   ドコモショップまたはMy docomoで主回線を他の家族に指定変更してください。
   ※必要書類
   契約者の本人確認書類と、変更先の家族関係が証明できる書類（住民票など）。
2. ahamo対応端末の確認
   まず、利用している機種がahamoに対応しているか確認しましょう。
   ＞ahamoの対応機種はこちら
3. My docomoにログイン
   ドコモ公式サイトまたはアプリ「My docomo」へアクセスしてログインしてください。
4. プラン変更手続き
   「料金プラン」または「契約内容の変更」メニューから、ahamoへの変更手続きを選択し、ahamoプランの内容や注意事項を確認し、手続きに必要な情報を入力してください。
5. 手続き完了
   手続き完了後、ahamoプランが適用されます
   ⇒通常、即日または翌日に反映されます。